英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

歯が…

長い戦いなんですが、あれは中学1年生の夏休み。
右上の奥歯が痛くて、人生で初めて親の同伴なしで歯医者さんに行きました。
通常の虫歯の治療で奥歯を削って型をとって後日詰め物を入れるアレですよ。
で、2回目の診療に向かい診察台に乗って詰め物の設置が開始されたのですが、歯医者さんがどうやらピンセットから取り落としてしまったらしく、そのままバキュームで吸い出して、こともあろうか液体とかが溜まってるタンクから助手さんが取り出して「そのまま」私の口に入れようとしやがりまして、診察台から飛び起きて保険証を返してもらって逃げてきたのがことの発端です。

「え?それそのまま入れるんですか?」って聞いたら助手が「え〜大丈夫ですよぉ。ねぇ〜?」って歯医者に同意を求めて、歯医者も「ちょっと洗えば大丈夫だって!」みたいに私を見ずに明らかに「男女の仲」な臭気を漂わせてたのが中学生には非常に不愉快だったってのもあります。

前提が長いですが。

穴が開いたままにはしておけないってことで、別の歯医者さんで詰め物を入れてから数年後、また同じ場所が痛み出して治療に行きました。
そこでは特に問題もなく、削って型をとって詰め替える、みたいな流れ作業で無事終了。

そしてイギリスに来てしばらくしてから例の歯がまた痛み出しまして、同僚が通っているという私立の歯医者さんを紹介されたので行ってみました。
正直言って態度が失礼な女医さんだったんですが、腕もいいし実は誠実な人で、レントゲンを見せてくれて「虫歯じゃないわよ、ほらこの親知らず。下に生えないで横に生えて行こうとしてるじゃない。どこに行きたいのあんた?」みたいな説明でようやく納得。

詰め物をとってみたらやっぱり虫歯になってなかったので、セラミックで新しくちゃんと歯を作ってもらって入れたのが10年ほど前だったんですが、昨日ピザを食べてたら「ガリッ!」と割れてしまいました…
まあ、10年くらいで劣化するとは言われてたので「ついに来たか…」という気持ちではあるんですが、コロナのせいでいつも行ってる歯医者さんは緊急治療のみの受付になってるんですよねぇ…

無職の私には私立の歯医者は治療費がバカにならないのですが、NHSの歯医者はロクなもんじゃないというのも身に染みてますので、今ものすごく葛藤してます…

どーしよーかなぁぁぁぁ…

↓この形が使いやすいです↓