英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

ごっこが捗る。

趣味である不動産屋サイトを巡っていたら、ものすごく珍しい物件を見つけてしまいました。
うちの町じゃなくて、うちからさらに車で30分ほど離れたところなんですけどね。

もともと警察署だった建物を改築して住居にしてあるらしいのですが、当時の作りなどはなるべくそのままにしてるってことでして、留置場もそのまま残ってました。
ドアについてる仰々しい鍵もすごいし、覗き窓?っていうのかわかんないですけど、物々しい感じで趣があるというか…
窓も高い位置で狭めの灯りとりのぶんだけの大きさってのもそれっぽくてすごいですよね。
これが3部屋もついてました。
微妙に狭いからどんな部屋として活用すればいいのかイマイチわかんないですが、3つのうち1つはユーティリティルーム(洗濯部屋)になってました。
オットに「この家に住んだら”悪い子お仕置き部屋”がついてくるらしいよ」なんて冗談で言ってみたら、子供たちが「あ、お部屋片付けてくるね?」なんておべっかを使ってくるし。😁

外観の写真を見たら、どうやら「Listed Building Grade 2」っぽい感じでして、これは歴史的重要建造物の2級ってことで、窓や屋根、下手したら雨どいなどの細かい外観補修にも決まった建材を使わないといけないし、内装についても場合によっては行政にお伺いを立てないといけない厄介な建物なので、私のようなズボラ人間には取り扱いが難しいので見るだけにとどめますけどね。
歴史を鑑みるに、幽霊とかが夜な夜な出ても不思議はなさそうです。

イギリスにはこういった建物がちらほら点在しているので、東京出身の私にはなかなか楽しいです。
ほら、東京はすぐに「古いものは取り壊して新しいヤツ立てようぜ!」ってやっちゃうからさぁ…もったいない。
ま、木造の建築だと法隆寺でもない限りそこまで長く残せないのかもしれないけど。

もしこの家に住めたらどんなことして遊ぼうか、妄想だけがどんどん肥大していきますよ…

↓装飾はとりあえずこんなのが増えるだろうな↓