英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

プラチナジュビリーコンサート

昨日の続きを、と思ってたんですが、ジュビリーコンサートをテレビで見ちゃったら、なんかそっちの話題の方が私の中でホットなので書いちゃいます。
だって、タダでビッグネームのパフォーマンスがテレビで見られるならそりゃ見ちゃうでしょ。

ってことで、土曜の夜8時にテレビをつけたら、女王様がパディントンベアとお茶会をしている映像から始まりました。
ロンドン・オリンピックの開会式を彷彿とさせる作りで多分狙ってたんだろうな、なんて意地悪な見方をしていたら、トドメに女王様のハンドバッグからマーマーレード・サンドウィッチが出てきて射止められてしまいました。
あれはズルいわぁ。
オープニングはクイーンの「We Will Rock You」でしたが、女王様がティーカップとスプーンで拍子を取ってるのもズルい。

で、パフォーマンスが始まって、いろんなグループが入れ替わり立ち替わりで盛り上げていく中で、チラッと映ったロイヤル・ボックスのケンブリッジ家の上二人のお子様方のつまらなそうな顔も味わい深い…
そりゃあの年齢の子供たちにあのラインナップのアーティストたちは楽しくなかろう。うん。
知ってるお歌の時は楽しそうにしてたんですけどね。

そもそも、オープニングがクイーンで、エルトン・ジョンとかロッド・スチュアートとかが後に控えているってのは今までの功績とか叙勲されてるとかのことを考えれば理解できるんですが、デュラン・デュランが出てきて思わず「うわっ懐かしい!なんでここにいるの?」と言ってしまったら「だって彼らはダイアナが好きだったバンドだもん」とオット。
あらぁ…そうきたかぁ…
エルトンもいるし、隠れミッキーならぬ隠れダイアナが散りばめられてたらしいですよ。

終盤でチャールズ皇太子が「マミー」へお手紙を読み上げて盛り上げ、大トリのダイアナ・ロスさん。
エスコートに手を引かれて登場し、階段の上でなんか不安定になってるもんだからヒヤヒヤしてたら、ゆっくりフラフラ階段を降りてきて…いろんな意味で目が離せないパフォーマンスでした。
「彼女は確かにレジェンドだけど、なんで今回呼ばれたんだろう?」と素朴な疑問を口に出したら「だって女王が彼女のファンだからね」とオット。
あら意外、と素直な感想を述べたら「いや、女王の治世と同じ時代を生きてるんだから不思議じゃないでしょ」と言われてしまい、そう考えるとこのポップなコンサートが途端に「魔女の集会」に早変わり。
なんか、いろんな角度から楽しかったコンサートでした。

↓いっひっひっひ〜↓