英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

シャッター 5

昨日の続きです。

そんなわけで、XXインテリアの経理の人からの連絡は途絶えたまま家族旅行。
連絡が入ってないか常に携帯を気にしつつ、夜には必ずメールの確認も行ってましたが、案の定何も言ってこないし。
帰ってきてからもしばらくバタバタしてたのでこちらからはあえて連絡を入れなかったのですが、「Leave it with me」なんて言ってたくせに進捗報告すらなく。

いい結果だけを聞きたいって人も世の中にはいるかもしれないですけどね?
結果が出るまで放置するってのは、私からしてみたら「なんもやってないじゃん」という評価にしかならないわけで。
私がものすごい金額の発注を何度もかけてる太い客なら対応が違うのかもしれないですが、所詮は単発発注客ですからね。
なんて僻みっぽくもなってしまうのよ。

そんなネガティブなことを考えている間に、8月も去り9月1日がやってきちゃったし。
再請求の電話があってから2週間が経ってしまってるので、ぼちぼちこちらからアクションをかけてやろうと、暇で怪獣になりかけている子供たちを連れて散歩がてら町の方まで出掛けて、直接お店に乗り込んでみました。

お店についてドアを開けると、いつもだったらサンプルが台の上に散らかってるのですが、この日はキレイに整頓されてて、ほらやっぱり夏休み進行なんじゃん?と奥の従業員さんの机を見てみると、社長さんが一人だけで座ってて、書類を書いてる顔を上げて「Hello…Ah…(いらっしゃいま…せ…)」って私を見て何やら警戒心をあらわにしてるし。
私は極力にこやかに「Hi! It's me, XXXXX(住所)!(XXXXXの私です)」と名乗ったところで思い出したらしく「Oh yes! I was thinking to pay a visit to you personally just to apologize!(ああ!はい!ずっと謝罪に伺わないといけないと思ってたんですよ!)」だってさ…へっ。

仏のしゃーくちゃんは笑顔を保ちつつ「そんなのはいいのよぉ!今日は通りかかったからなんか情報がないか聞きに寄っただけだからぁ」と白々しくも優しく答えたら、社長さんは「Funny enough, it has just came in day before yesterday and I was trying to check dates with XXX.(奇遇なんだけど、おととい商品が届いてXXX(大工さん)と日程の調整してたところだったんだ!)」なんて私の上を行く白々しさ。
ほう。届いたのに放置してたんだ?

……いやまぁ、大工さんだって夏休み中なのかもしれないわけで…
でもこうやってイギリスでも性善説を信じて生きてきたから痛い目にあってて…
絞り出した回答は「あら!それはよかったわ!じゃあ大工さん待ちなのね?私も待ってるからね!」でした。
勝ち負けで言ったら”負け”だよなぁ…

そしてその会話から24時間以上経ってますが社長さんからの電話はなく、週末に突入したのでお店は休みになり、月曜の朝イチでこっちから電話してやろうと思ってる次第です。
負けっぱなしにはならないからねッ!

ぶぶ漬けでもいかがどす?的な攻防戦↓

関係ないシリーズ。近所の農園のリンゴ。イギリスのリンゴは日本と比べてかなり小ぶりです。