英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

中年女性は気にかけた方がいいって話 8

いよいよ最後の検査、MRIの日になりました。(いや、まだあるかも?)

この予約は普通に営業時間内だったので駐車場も空きを見つけるのにウロウロしたし、MRI撮影は時間がかかるっていうから念のために最長の4時間で料金を払いましたよ…
「早め行動」がモットーなので予約の20分くらい前に着いちゃってとりあえず受付だけ済まそうと思ったら、私の前にはどなたも居らずにすぐに処置室に案内されました。

金属を身につけてないか、インプラントはしてないか、あんな症状、こんな治療をしたことが過去にあるか、などなどの長ーい質問リストにひとつひとつ答えて、同意書にサインをして、またまたカテーテルを入れる作業をして合計20分くらいかかりました。
早めに来た分がここで精算された、訳でもないんでしょうけど気分的にそんな感じ。
聞かれたことは全部手紙でも事前確認はされてたんですが、口頭でもダブルチェックってことらしい。

その確認事項に「タトゥーを入れてないか」ってのもありまして、日本で定期的に話題に上がってくる「欧米ではタトゥーをしててもプールに行けるしMRIも受けられる!」って主張にちょっとだけ疑念を抱いてしまいました。
私はもともとタトゥーが入ってないから、もし「タトゥーあり」って答えたらどうなるのかはわからないですが、少なくとも何かしらの処置をしないとダメとか、場所や大きさによってはMRIは受けられないって言われる可能性もあるわけですよね。

だからなんだよって言われちゃったら、私も何が言いたいのかよくわかんないですけど。
何でもかんでも「個人の自由!」ってわけじゃないらしいよ、という現場からの報告です。

で、金庫のような頑丈な扉の前でちょっとだけ待たされて、いよいよMRIのお部屋に呼ばれました。
昔々、日本でMRIをやった時はうす暗い照明の部屋で異次元に転送されそうなでっかい機械でしたが、今回は明るい部屋に小ぶりで細長いシュッとした機械でした。
機械も進化してるんですかね?知らんけど。
耳栓とイヤーマフのダブル防音をされ、台に寝かされて頭に枕を2個と足にはクッション。
なんだろう、めっちゃ快適…
ダブル防音でも機械音は聞こえましたが地下鉄くらいの感覚で、撮影を開始したら腰のあたりがじんわり暖かくなって、足元にはそよ風を感じて、白いプラスティックの表面以外に見るものもなく、枕とクッションでふかふかだし、いい具合に寝落ちしそうなところで技師さんから「これから45分くらいです」とか「薬剤入りまーす」「大丈夫?体勢つらくない?あと15分頑張って」などの邪魔アナウンスが入り…寝かせてほしかった…

CTもMRIも結果のフィードバックは1週間から10日後だそうで、このシリーズはそれまでお休みですね。

↓子供部屋の一角にこれを使ってます。チョークで落書きできるし磁石がくっつくので楽しい。↓