英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

中年女性は気にかけた方がいいって話 7

ブログのタイムラインがようやく現実に近づいてきたわ。

婦人科の先生が手配してくれたCTとMRIの予約について、診察の翌日にそれぞれ別々にすぐさま連絡が来ました。

CTのほうはとっても陽気な女性からの電話で「来週の月曜なんだけど空いてる?19時なんだけど。確認の手紙を出してる時間はないから、今から言うところに来てくれるだけでいいから。紙と鉛筆の用意はいい?何度でも言うから大丈夫よ!」とラテンっぽいアクセントで言われ、慌ててメモを取りました。

それから1時間くらいしてテキストが入ったので、CTのコンファメーションかと思ったらMRIの予約について「金曜日の14時、来るか来ないか別の日がいいか返信してください」って…
割と選択の余地なし。
いや、優先順位を上げて急いでくださってるのはわかるので、私もオットに有無を言わせず「子供たちのことは任せた!」と事後報告しましたけどね。

このコンファメーションのテキストってのは、最後に必ず脅し文句が書かれてまして「無断キャンセルすると無駄な出費がNHSに£50かかります」みたいなことを言われるもんなんですが、CTの場合は£170、MRIの場合は£180になっててちょっと感心してしまいました。
こういう機械のランニングコストってやっぱり高いんだなぁ、と。(ゲス)

で、CTの当日。
夕方前にはもう夕飯を作っておいて、オットでもあっためるだけですぐに食べられるようにしてから出かけました。
受付を済ませてスキャンセンターという場所の待合室に行ったら、5組くらいが座って待ってたので結構待たされるかと思いきや、この方々はすでにスキャンを終えて薬剤を入れるためのカテーテルを外すのを待ってるだけで、ゴキゲンなラスタメン看護師さんが踊りながら患者さんの間を移動しつつ抜いて回ってました。
笑いを堪えるのに一苦労ですよ。

なので私も割とすぐに名前を呼ばれてCT室に入ったら、中にいたのはゴス風味満載のお姉さんと、オネエさんでした。
ゴス姉さんがカテーテルを入れるのを失敗して「It bursted...(”血管が”破けた…)」なんて半泣きになってましたが、数日前に採血をした場所だから血管が弱かっただけだよと慰めていたら、そんなことを言ってる間にオネエさんが反対の腕に手際よく処置をしてくれて、あれよあれよという間に機械に入れられ、サクサクと撮影をされてものの15分ほどで終了。
ポイっと出された廊下で言われた通りに座って待っていたら、ラスタメンが控え室から踊りながら私の方に向かってきて…笑いのダム崩壊。
ドラクエの「ふしぎなおどり」って言ってわかる人は仲間ね。

なんだろう。
結構深刻な状況のはずなのに、妙に楽しげな夜を過ごしてしまいました。

↓日本はこういうのが進化してて便利で羨ましい↓

↓食べ比べもいいよね↓