イギリスでは、アメリカほどではないですが夜中に騒音を出すと割とすぐ警察沙汰になる可能性があります。
フォーマットは色々ですが、賃貸借契約には「夜の11時以降はうるさくしない!」みたいに明記されています。
我が家がテラスハウスと言うのは以前お話ししましたが、カタカナで書くとオシャレっぽいですが、要は長屋です。
端っこならともかく、間の家ですので両隣と壁が接していて、おそらく梁も3軒くらいで共有してるんじゃないかと思います。
築100年以上のレンガ造りなので、隣のテレビの音が〜とか話し声が〜なんてことはないのですが、流石に壁に直接釘を打ったりドリルを使ってたりしたらガッツリ聞こえます。
なんせ繋がってますから。
で、昨日の夜、お隣さんが9時過ぎに何やらドリルを打ち込み始めたんですよ。
まあ子供らは一度寝ちゃえば起きない子達だし、実際5分くらいで終了したのでいいんですが、前の住人のことをふと思い出しました。
前のお隣さんは若いカップルで、入居してから絶えず庭だったり家の中だったりに手を入れている人たちでした。
月に一度はお兄さんのママがお庭のチェック及びアドバイスをしに来るくらい。
その夜は、生まれて間もない下の子がようやく寝てくれて、私も寝られるうちに寝ておこうとベッドに潜り込みました。
時間は12時手前で、うまくいけば3時間くらい寝られるじゃん!と布団を被った直後、お隣の壁から「ズドドドドドドドド!ズガッ!ズドド!」と不規則なドリル音が響き始めました。
ちょっとだけなら我慢しようと、イラつきながらも10分ほど待ってみたのですが、多分ねじ山を潰しちゃったんでしょうね。「ズガッ!ゴス!ガガガ!」が止まりません。
そうこうしているうちに、下の子が起きてはいないもののもぞもぞし始めました。
もうダメ!限界!!と言うことでパジャマのままですがお隣に行こうと玄関まで行くと、オットがすでに靴を履いて出る態勢だったのでお任せしました。
玄関を開けたまま聞き耳を立ててみると。
オット「もう真夜中だし、明日にしてくれないかな」
隣人「あ、もうそんな時間?でもあとネジ4つだから終わらせちゃってもいい?」
オット「赤ん坊がようやく寝たところなんだよ」
隣人「寝たんなら大丈夫でしょ?」
オット「…明日にしてくれ」
隣人「ダメ?そう?んじゃ明日にするわ」
普段あんまり怒りを表現しないオットですが、戻ってきてからしばらく「なんなんだよ、もう」とか「能天気すぎだよ」などとぶつぶつ言ってました。
そのお隣さんは、半年ほど前に双子が生まれ手狭になったと言うことで家を売りに出して新しいカップルさんが入居した次第です。
双子育児で、どれだけ睡眠が貴重か思い知るがいい!!
あ、でもママが助けに来てくれてるのかな…
↓コレをしている双子の親御さんはすごく偉いと思う↓