今日のお迎えの時間に道を歩いていたら、今は学校が違うけれど、上の子とナーサリーで同じクラスだった少年とそのお母さんにばったり会いました。
数年ぶりなのに覚えててくれてちょっと嬉しかったのと、ちびっこがかなり大きくなっててびっくりしました。
無邪気さは変わらなくてそこもまた嬉しかったのですが、この彼の無邪気さが私の心に爪痕を残した記憶も蘇ったのでここで晒します。
ナーサリーでのお迎えの時間は各家庭バラバラではあるものの、就業時間やら通勤距離なんかで、ある程度決まった人と大体同じような時間帯にお迎えが重なることがあります。
この少年のお母さんも私が行く時間と大体前後している感じで、よくお見かけしてちょっと話をしたりもしてました。
お母さん同士が話をしているのを見れば子供も安心するものなのか、彼自身も私によく絡んでくるようになりました。
まあ、4歳児の言うことですから「この絵描いたの!見て!」とかそんなんですよ。
話しかけられちゃうとなんだか無視もできず、返事をしたり褒めたりしてました。
そうすると、それを見ていた他の子たちもなんやかやと私に何かを見せてくれたり、今日あったことの報告なんかもしてくれるようになりました。
とってもかわいいんだけど、さすがに全員の相手はできないので長居はしないように素早く立ち去るようにしていたある日、くだんの少年につかまってしまい質問責めにされました。
なんで髪が黒いの? − 日本人だからだよー。
日本ってどこにあるの? − 飛行機に乗るくらい遠くだね。
オレ飛行機乗ったことあるよ! − そうなんだぁ。
夏休みは飛行機でスペインに行くんだよ! − そっかぁ、いいねぇ。
と、ここまでは良かったんですよ。
最後の質問が「Why your English is strange?(なんでおばちゃんの英語は変なの?)」で、これをどう乗り切るか一瞬答えに詰まっていたら、先生がすっ飛んできて引き剥がしてくれました。
やっぱり変かぁ…と落ち込むと同時に、散々普通に会話してたじゃないか!と逆ギレもするという大変複雑な気持ちになりました。
いや、反省はしますけど、Squirrel(リス)とか、構えてからでないと発音しづらいんだよ…わかってくれよ…
Sealing(封印)とCeiling(天井)の発音をインド人の棟梁さんに直されたし…
今日は私の英語はディスられることなく笑顔でバイバイしたのですが、そんな過去の切ない記憶がじわじわと滲み出てきちゃいました。
いいんだもん!通じてるんだもん!!と私が駄々っ子になりそうです。
↓駄々っ子↓