昨夜日本人の友人との電話で子供の話になりまして。
イギリスの教育方法と私たちが日本で受けた教育がまったく違うので、子供の宿題の面倒を見るのに躊躇するよね、というような話からその先のテストのこととか、とにかく不安というかグチのようなものをお互い吐き出してため息をついていました。
まず不安なのが、私が英語を教えるわけにはいかない事です。
なんせインド人に発音を直されたり、書くほうも「なんとなくこれで変じゃないだろう」みたいなアバウトさ。
じゃあ算数か?でも本屋さんで学習テキストを覗いてみると、なんか計算の方法とかがよくわかんないやり方で、私のやり方で教えると混乱をきたすのではないかという不安もあります。
うちの子はまだ低学年なので難しいことはやっていないのですが、この先は塾とかを探すしかないのかな、などと考えていて思い出した過去のお話です。
子供が生まれるずっと前に、これまた日本人の友人とスタバのテラス席でまったりしていました。
日本人同士なので日本語であれこれお喋りをしていたんですが、道を歩いていたマダムが私たちの座っているテーブルまでやってきて「Are you ladies Japanese?(あなたたち、日本人?)」と聞いてきました。
そうですよー、と答えるとマダムの息もつかせぬマシンガントークが始まりました。
やっぱりね!日本語だと思ったのよ!
あれでしょ?日本人ってみんな公文式やってるんでしょ?
だから車とかロボットとか作るのが得意なんでしょ?
ウチの娘もね、算数が苦手で困ってて、とりあえず近所の公文式の塾に入れてみたのよ。
そうしたら算数の点数がぐんぐん上がって、おかげでいい学校に入れたの!
ドリルをずっとやるのってつまんなそうだけど効果あるわよね!
ありがとうね!!
私も友人も何も答えていないのに、一人で「日本国民はすべからく公文式で学習をしている」と決めつけられた挙句、なぜか感謝されてしまいました。
公文式はやったことないんですよね、私…
そして私は残念な部類なので、数学は学校の先生すら匙を投げるレベルでダメですし、当たり前ですが車もロボットも作れません。
友人と顔を見合わせて笑ってその場は終了だったんですが、子供ができてふと、とりあえずやってみてもいいのかな?と思い始めてしまいました。
ステルスマーケティングって言葉がありますが、これはどんなマーケティングになるんでしょうかね?
テロマーケティング?
でも数年経って効果を発揮するってことは時限爆弾マーケティング?
いや、そんなどうでもいいことより目の前にある子供の宿題ですね…
↓私がやり直さないと…↓