今日はあたりやさんのセールだったので気合を入れてお米を買いに行きました。
そう、あたりやというのがお店の名前で、初めて見つけたのは二階建てバスの上の階に乗っている時、ふと外を見るとひらがなの看板で「あたりや」とあって、二度見しちゃいましたが本当に存在するお店の名前です。
おっかなびっくり行ってみたら、当たり前ですが普通のお店でそれ以来お世話になってます。
以前は近くに住んでいたのですが、現在は遠くなっちゃったので頻繁には行けず買いだめする形で行く度に結構な金額を使っちゃうのでオットがビビってますが、私が以前目撃したとある駐在員さんの買い物の仕方は、お刺身の盛り合わせとお米だけで£300強使ってましたからね。目撃当時のレートは£1=190円くらいですので、お米はともかく、お刺身なんて日持ちしないものに5万円とかさすがですね。(嫉妬)
まあそんなセコい話は置いといて、今日は私があたりやさんを発見したバスで目撃した面白い人たちの話をしようとしてたんですよ。
このバスは24時間運行をしてまして、昼の時間はごく普通の人たちが利用しているんですが、夜遅くなってくると香ばしい方々も乗車されてました。
酔っ払ってひたすら誰かに話しかけてる人はさほど害がないのでかわいい方で、運転手さんに見えないように何か銀色に光る長細いものをカチカチ言わせてるお兄さんとか、電話の相手にずーっと物騒なことを言ってる人なんかもいました。
まあ、一言で言えばあまり治安がよろしくない感じです。
ある日、めんどくさい案件で残業する羽目になり、ようやくひと段落してバスに乗ったのが夜10時近くでした。
そろそろ香ばしい方々が出てくる時間帯なので二階ではなく運転手さんに近い場所に座って他の乗客の様子をなんとなく眺めました。
かなり空いている車内には、おじいちゃんが一人、ジャージ姿のお兄さんが一人、なんかやけにピンクを多用しているギャル姉さんが一人、計3名の先客でした。
お姉さんはお化粧に夢中でずっと鏡を見ながら顔を描き続けています。
揺れる車内でアイライナーとか器用に引いてるよ、などと思いながら見るとはなしに見ているとお化粧が完成したようでポーチをカバンにしまいました。
コレで終わりかと思いきや、今度はまた何かを取り出してゴソゴソしています。
その正体は制汗スプレーでした。
窓が全然開かないバスの車内で制汗スプレー噴射。
マジですか?と思ったところでバス停に止まり、イケメンのお兄さんが乗ってきました。
それを見たギャル姉さんはスプレーをとっさにカバンにしまってイケメンさんに目配せをしてましたが、噴射したスプレーは彼女の周りでもわもわと漂っていて匂いもすごいし、イケメンさんは何かを察したのか、席はガラ空きなのに運転手さんの隣に立って奥に入ってきませんでした。
やっぱり運転手さん脇が一番安全なのね、と確信した出来事でした。
↓リトル・ブリテンはAmazonでしか見当たらない…本文のお姉さんはビッキー・ボラードというキャラっぽい感じのひとでした↓