英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

クレーマー1

平和な1日を過ごしたため書けるようなネタがなく、ネットニュース絡みでなんかないかなー、と、色々面白ニュースを漁っていたところ「イギリスのどこぞでソーセージを1本しか注文してないのに3本で注文を取られて激怒して通報」という、なにがなんだかなニュースを発見しました。

言ってみたもん勝ち、みたいなところは確かにあるイギリスなので「あー…」って感想ですが、不動産屋に勤務していた時のめんどくさいクレームを思い出しました。

まず電話をしてきたのはテナントさんの奥さんでした。

自分は身重で夫は出張中なんだが、台所の6つあるうちの電球のひとつ切れたので交換ができないから誰か来てやってくれ、というものでした。

電球などの消耗品はテナント側に交換の義務があると契約書に明記されていますので、それをそのまま伝えたものの「でも身重だから椅子や梯子の上には立てない」と食い下がります。

あくまでテナント負担ですから「誰かを送ると支払いが発生しますよ?それでもいいなら業者を手配しますが」と言うと、ため息をつかれてそのままガチャ切りされました。

その10分後くらいに、今度は旦那さんの方から電話が来て罵詈雑言を交えて「物件はお前の会社から車で5分の距離だろう!物件管理もしているお前が行けば料金は発生しないんだからお前が行け!行かないなら来月の家賃は払わないぞ!」と脅しをかけてきます。

「明日俺が帰るまで妻が暗い台所で作業して、転んで流産でもしたらどう責任を取るんだ!」なんて言われましたが、そもそも台所の電球がひとつ切れただけで他の電球は生きてるんだから真っ暗になるわけでなし、夫でありこれから父親になるあんたが明日帰ってからやれよ、と思いましたがさすがにそれは口にはできなかったので、一旦電話を保留にしてマネージャーに相談してみた所、どうやら似たようなことでいつも電話してくるテナントさんだったようで、マネージャーが電話を変わって少し話しただけで引っ込んでくれました。

女性でノンネイティブの私が言うことはこれっぽっちも聞きたくないけど、イギリス人男性で肩書きのある人からのアドバイスなら聞くと言う嫌なタイプの夫婦だったようです。

マネージャーが外出中で、私が引き下がらなかったらこの人も999に電話してたのかなぁ?

↓これで手元を照らせばいつでも明るいよ?↓