とても「いまさら感」が満載ですが、イギリスでも7月24日からお店でのマスク着用が義務化されることと相成りました。遅ッ!
で、違反者には最大£100の罰金が科せられるということで、最近ボチボチ見かけるようになったマスクもまた店頭から一気に消え去るんでしょうねぇ。わかりやすいですね。
イギリス人がどれほどすんなり受け入れるのか、はたまたどんなトンデモな理由で拒むのかが見ものだと密かに楽しみにしちゃってます。
まあ「罰金!」って言われると一瞬身構えてしまいますが、イギリスの罰金って面白いんですよ。
例えば駐車違反をしたとするじゃないですか。
日本だと普通車なら罰金1万円で、駐車されてた状況で2もしくは3点の違反点数になりますよね。(確かそうだったと思う…違ったらごめんなさい。)
どっこいイギリスでは、よほど悪質なものでない限り違反点数は取られません。罰金の方はと言いますと、自治体によって金額が異なります。
ロンドン以外の町だと1回につき£50〜70、ロンドンの中心部あたりだと£80〜130と、まあ、ロンドン中心部の狭いくせに交通量の多い道路が塞がれたらどこまでも迷惑ですから高めに設定してるんだろうな、というのが見てとれるかと思います。
ただし、ここからが日本と違うところで、違反切符を発行された日から14日以内に支払えば罰金は半額という、優しいんだかがめつく確実に集金する作戦なんだかよくわからない制度もあります。
まあ、自分で違反しといたくせになんだかんだ言い訳を並べてゴネまくる人がぜーったいにいますから、そういう人たちのために「ほ〜れ、いい加減あきらめて払わないともっと高くつきまっせ」という脅しもちょっぴり入っているのは間違いないでしょうね。
車にまつわる罰金として、駐在員の人に毎年冬に伝えていたのが、イギリスの冬は雨も多いし、凍結防止のために道路に塩がまかれるのですが、泥はねや汚れて乾いた塩のせいでナンバープレートが読み取れなくなることが多々あるんですね。
で、それを警察に見つかっちゃうと£1000の罰金となります。
ささっと拭けばそれで防げる出費ですので、冬場はちょっとだけナンバープレートの存在を気にしてみてください、と。
業務用のバン、こちらではまとめてWhite Vanと呼ばれてますが、あまりにも洗車してないので「Wash me!(洗って!)」なんて落書きされているのをよく見かけますが、それを見つけたら「自分のナンバープレートは大丈夫かしら?」と思い出すきっかけにしてください。なんて説教くさいことを言ってた私です。
いやだって、マネージャーの指示でそう言えって厳命されてたんですもん。
↓車にひとつ積んどくと便利。車内を掃除した後でナンバープレートも拭けばいいのさ↓