英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

お金は大事だよ〜

昨晩はおうちに戻ってきたのもあって、久しぶりにThe Crownの続きを視聴しました。相変わらずハラハラドキドキでしたが、シーズン3の第5話はちょっとキナ臭いクーデター未遂のお話だったので、なんかとっても難しい単語がもりだくさんでちょっと難解でした。

そして衝撃だったのが1960年代の為替レートがサラッと劇中に出てきてたんですが、1ポンドが2.80ドルだったそうで。当時は固定レートだったはずなので、1ドルは360円で、つまり1ポンドが1008円!!ひぇ〜…

そりゃ留学はお金持ちの子弟か国費留学くらいしかできなかったのも納得です。

外語専門学校に行ってた友達が「同じ英語でもイギリス留学専攻にはお金持ちの子ばっかりで、アメリカ留学専攻は普通の子に分かれてる感じ」と言ってたのを「んなわけないって!」と笑い飛ばしてましたが、実際こちらに長く住んでいらっしゃる日本人を見ると、いかにもお上品な方か無鉄砲な冒険野郎の2タイプに分かれててちょっと納得です。

私がイギリスに移住してきた当時はそれでも1ポンドが200円ほどでした。手持ちの日本円をある程度まとめてポンドに両替して持ち込んで、到着翌日に早速銀行口座を開設したんですが、目減り具合に泣きそうになりましたもん。大量の50ポンド札を持ち込んだので銀行員さんにものすごく警戒された、というのも言い添えておきます。一枚一枚偽札チェックしてました。

そして最近の為替相場は1ポンドが140円ちょっとで、両替とかしたら135円くらいでの取引になるので、1ポンドで電車の初乗り区間くらい分しかないという…

リーマンショック以降、Brexit騒ぎもあってこれっぽっちも回復しないレートにため息しか出ないですよ。

そんなことをぐるぐる考えながらドラマを見てたら、オットから「何難しい顔してるの?そんな真剣に見なくてもいいんだよ?」と諭されてしまいました。思考の旅に出てただけなんですけどね。

関係ないですが、マウントバッテン卿役のチャールズ・ダンスさん、どっちかっていうとフィリップ殿下役の方が見た目的に適役なんじゃ?と思いましたが、今の殿下に似てるだけで当時は違ったのかしら?

↓もう新デザインで出てるし。↓