英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

よそ様のお宅の事情ではあるけれども…

現在ハーフターム中で、子供たちをどう楽しませるかに集中する週となっております。とりあえず上の子にはハリーポッターの本を与えてみたらがっつりハマってまとまった時間読みふけってくれるので、教育という名目で私が楽できて一石二鳥なんですが、下の子がまだ目が離せないというか、こっちが主導して何かしないといけないのでついついそっちに構っちゃって上の子が少し拗ねたりもしてます。

こりゃイカン、ということで何がしたい?と聞いてみたところ、学校の仲良しのお友達と遊びたいと言われちゃいました。

一応Aちゃんのご両親の電話番号は持ってるんですが…あちらさんは海外ならではのご家庭の事情「共同親権」ってやつで、Aちゃんが今週どちらの親御さんと過ごしているのかわかんないんですよね。

そしてご両親とも働いてらっしゃるので、過去のデータからおそらくはどっちかのおばあちゃんちに行ってる確率が高く、ちょっと離れた街なのでそれだと今週は遊べないだろうなぁ、と。

上の子に「Aちゃんの親御さんに聞いてみるけどダメだったらごめんね」と伝えたのですがこの時点でもう涙目だし。意を決してお母さんのほうにテキストを送ってみたら、案の定、今週はお父さん方のおばあちゃんちに行ってるという回答が来ました。そーだよねー。

ということで結局上の子は落ち込んじゃったわけですが、どうにもこの「共同親権」ってヤツが理解できないのは私が根っからの日本人だからですかね?

カップルさんそれぞれ離婚の理由はあると思うので一概には言えないですが、結局のところ「一緒に暮らしていられない」から離婚するわけで、下手したら「顔も見たくない」状況だってあるだろうに。

でも子供を中心に学校のアレンジだったり、プレイデートの日程調整で連絡取り合ったり、夏休みなどの長期休暇の調整だったりで顔を合わせて話し合いしないといけないわけですよね。

夏休み前にAちゃんから「今夜パパとママとママの彼氏が私の夏休みの予定を話し合うんだけど、私がいたら邪魔だからお泊まりに行きたい」とお願いされた時には、Aちゃんのことを話し合うのにAちゃん自身がそんなふうに考えてるという事実に悲しくなりましたもん。

それぞれにこやかな親御さんたちだし、彼氏さんもいい人なんですけどねぇ…映画の題材とかにもなってるし、共同親権について答えのでない思考に振り回されてるのは私だけじゃないんだろうな、と思って書いちゃいました。

仮面夫婦でもイヤですけどね↓