英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

昔はトガってたなぁ。

こいつのせいだったのか…とちょっと恨みを持って読んだ記事をネタに。

日本で習ってきたいわゆる「アメリカ英語」のせいで、イギリスに来て間もなくの頃は笑われたりため息を吐かれたりしたのはひとえにこのノア・ウェブスターさんとかいう辞書の編纂をしたおっちゃんのせいなのね、と恨み節です。

まあでもそれをネタに前職の面接に通ったっていう経緯もありますから、なんとも言えない感情が渦巻いてしまいます。ルーツを辿れば同郷なのに、なかなか仲良しになれないアメリカとイギリスの狭間でガッカリしたりイライラしたりすることがたくさんあります。

子供が生まれるずっと前、オットと一緒にアメリカに住んでいる友人に会いに遊びに行きました。

一緒にダイナーに入ってお店のおっちゃんがオットの英語を理解しなかった、なんて記事も前に書きましたが、帰りの空港でも香ばしいチェックインカウンターのお兄ちゃんに巡り合いました。

チェックインをお願いしますと声をかけた時からすでに眉間にシワを寄せて、パスポートを出せっていう一言すらトゲがあるし投げて返してくるしで最悪だったんですが、色々お土産を買い込んだのでスーツケースが若干重量オーバーになっちゃってたんですよ。そこでお兄ちゃんが「It’s over weight about 2ld(2ポンドほど超過してんな)」と文章では表せないぶっきらぼうな声音で言ってきました。

いいかげん腹が立ってたので「How much is that in Kg? Pounds are not international scale so I don’t understand.(それってキロだとどれくらい?ポンドは国際基準じゃないからわかんないわよ)」と返しつつ、まあ1キロくらいかな?とTシャツやらを手荷物の方に詰め込んでクリアしました。この辺が小心者。

プンスカしながらセキュリティに向かおうとしたら、カウンター近くをうろうろしていた州兵の二人組が私の態度が気に入らなかったようで、荷物を改めるからテーブルに全部出せ、と言ってきました。言われるままに荷物を出したんですが、そのうちのひとつが巾着袋でした。

これも開けろ、と機関銃の柄でつっつきながら命令してくるので意地悪をしたくなり「I can do it but could I ask for a lady officer to check this bag please? It’s my used underwear. (やるのはいいけど、女性にお願いできるかしら?私の使用済み下着なのよ)」と返したら兄ちゃんは慌てて「You’re OK to go(もう行っていい)」と解放されました。

そのやりとりをちょっと先で見ていた女性州兵さんがウィンクをくれたので、こちらも晴れやかな笑顔を返して気分良く旅立てました。

「いらっしゃいませ〜(裏声)」もイヤですが、アメリカの空港職員のあの態度も何様なんでしょうかね?

↓旅行やお買い物に便利なんですよ、こちら。↓

f:id:YOME:20200221060315j:plain

関係ないシリーズ。上の子がオットとスーパーに行って買って帰ってきた…グレタさん、めっちゃ消費されてますね…