英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

Tooth Fairyさんのインフレ率調査

上の子の前歯がかなりぐらついてきていて今にも抜けそうな日々が続いていますが、抜けそうで抜けないのが歯。

おせんべいが好きな彼女ですが「食べたい、でも痛い」の葛藤が見て取れる、奥歯でかぶりつくというとても変なかじり方をしているのを咎めることができません。なのでほっぺが醤油でぺたぺたになってます。

そしていつ抜けてもいいように、彼女専用の「Tooth Fairyケース」が枕元にスタンバっています。

我が家では抜けた歯をこのケースに入れて一晩寝ると、Tooth Fairyさんが1ポンドと交換してくれるというシステムになっています。

数年前、初めて彼女の歯が抜けそうになったとき、一体いくらにすればいいのかオットとまずは話をしたのですが、オットの頃は「大きいし角ばっててカッコいい」という男子な理由で50ペンスだったそうで、まあ40年前なら結構な金額ですが、現代の年長さんには納得してもらえない金額なんじゃないかと少々不安になりました。

そこでママ友のいない私は奮起して、学校のお迎え時間に校庭での待機中に他のお母さんに聞いてみることにしました。

当たり障りない天気の話で声をかけてから「そういえばお子さん、もう歯は抜けました?うちはまだなんですよー」みたいに力技で歯の話に持っていき、「Tooth Fairyの置いてくコインの額ってやっぱり小売物価指数(RPI:Retail Price Index)と連動してるんですかねぇ?」と冗談まじりに聞いてみました。

コレが結構ウケて、「私の頃はいくらだったけど、うちの子にはコレだけ」みたいな回答がいくつか集まりました。

その集計の結果、平均価格が1ポンドだったので我が家もそれを採用することになりました。

調査中に気がついちゃったんですが、うっすらと世帯収入の高低差が垣間見えてしまうので結果も出たし現在調査は中止させていただいておりますが、基準を消費者物価指数(CPI:Consumer Price Index)でやってたら結果が違ったのかな?と、まるで意味のない興味もまだほんのちょっと残ってます。

↓変に立派なのよりもコレの方が好みです↓