英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

ジョークの説明をするという拷問

あらヤダ、マララさんってば強烈な嫌味を繰り出してるのに、相手はそれに気がついてくれてないし。せっかくオックスフォードでイギリス流の先制パンチを学んだのに有効活用できなかったみたいですね。ピアース・モーガンもそこんところスルーしてるあたりすっかり毒気を抜かれてアメリカナイズされちゃったのかしら?

学校をサボって環境活動を行う少女と、命を賭して学校へ通う権利を守り抜いた少女、この二人は果たしてどんな共通点があると言うのでしょうか?「活動家」ってところですかね?

それにマララさんはもう「少女」って年齢ではないですけどね。

まあ、どんな嫌味もジョークも相手に伝わらないと、言ってるこっちがなんだか間抜けに見えますよね。

以前私が夜中にiPadで「おもしろコピペ」みたいなのを読んでいた際に、結構ツボにハマったネタがあって一人で笑い転げてたら、オットが何がそんなにおもしろいのか聞いてきました。

笑ってた内容は「おまえら、英語使うってことは帰国子女とかって奴か?気取ってトマトなんかを「トメイドゥ」、ポテトは「ポディドゥ」、タマゴなんかも「タメイゴゥ」なんて言うんだろ。むかつく。」ってヤツです。

さあ!コレを英語に訳して同じようにウケることができますか?…私にはできなかったです…

トマトとポテトはイギリス英語とアメリカ英語の発音の違いでごまかせますが、タマゴだけは太刀打ちできませんでした。

一応「Eggは日本語でタマゴっていうんだけどね」と前置きをしてから訳してみましたが、ジョークを説明する虚しさったらありゃしない。

オットも「ああ…うん…ハハッ…」って半笑いで終了だし、せっかく楽しかったのにお互い消化不良のまま無理矢理別の話題にきりかえて強制終了しました。

とある調査では英語ができた方が生涯年収が上がる、みたいな結果が出てたようですが、それだけをモチベーションにするよりも、外国語が理解できれば笑えるネタの範囲が広がって人生笑顔で過ごせる確率が上がる、って思った方が私には有効ですね。年収も高いほうがもちろんいいですけど笑いがないとね。

どうせ調査するんだったらもっとツッコんで「タメイゴゥ」のおもしろさを年収1000万円の人がどう伝えるのか、そこんところをクリアにしてもらった方が「上級レベル」のすごさがわかりやすくなる気がします。

↓タメイゴゥの定番おもちゃ↓

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今朝のうちの近所の様子。雪だよ…