少し前の出来事ですが、Waitrose(ちょっとだけ高級スーパー)の化粧品コーナーでハンドクリームを買おうと立ち寄りました。
別に普通のニベアとかでも良かったんですが、気分だけでも贅沢したくて、Waitroseブランドの香りのいいやつを買おうかと思って。
何種類かあるのでどの香りがいいかな〜、なんて手にとって説明を読んでいたら、チャドルを着た女性が「ちょっと、あなた」と声をかけてきました。
振り向いてみると周りには他にお客さんもいなくて、私に声をかけたということだけは分かったので「はい?」と返事をしました。
「メガネを持ってくるの忘れちゃったから説明文が読めなくて、これって除毛クリーム?それともフォーム?私フォームのやつが欲しいのよ」と商品をふたつ手渡してきました。
どっちもクリームだったので、そう答え、フォームはこっちだよ、と棚から取って手渡しました。
「あら、じゃあこれ買うわ。そうそう、あなたが見てたハンドクリームだけどね、買うならマグノリアの香りにしなさい。同じラインのボディクリームもいいやつだから買うならそれにしなさいね。」
早口にそうおっしゃって立ち去られたのですが、「Excuse meとThank you」がなかったなぁ、なんてボケッと後ろ姿を見つめてしまいました。
っていうか、似たような容器に入ってる商品なのに、私が見てたのがハンドクリームと分かったのなら、自分の欲しい商品もちゃんと見えるんじゃないか?いいけどさ。
特にこだわりがあったわけではないので、オススメ商品ならそれを買ってみようかなと使ってみたら、そんなに香りが強くなく、使い心地も良かったです。
彼女らって、チャドルの下はゴージャス(らしい)ですし、ムダ毛のお手入れのお作法とか手順とかも厳格に決められてるという話を聞いたことがありまして、だからスキンケア商品についても詳しいのかな?なんて思った出来事でした。
そろそろハンドクリームがまたなくなりそうだから思い出したお話です。
↓エステ気分になれるよ↓