英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

将来有望。

町にお買い物に出たら、スクエア(広場)がクリスマス・マーケットになってました。
去年もやってたけど、それよりもちょっとだけ規模が大きくなってる、ような…?
でも商店街にあるお店が出店してるので、ここだけの話、あんまりクリスマス感はなく、とりあえずツリーの存在がクリスマスを主張してる感じでした。

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そして広場に漂っていたのは、モルドワインの香りではなく

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ワッフルの甘くて小麦粉の焼けるよい香り…
結構大きめなヤツだったので、絶対子供らは途中でお腹いっぱいになるか飽きるかだと思って2本しか買わなかったんですが、気がついたら全部平らげててちょっとびっくり。
先に一口もらっておけばよかったと後悔しきりです。ちえっ。

町に出た理由は、クリスマスツリーを買うためでした。
今年は去年よりも小さめなやつにしておこうと事前にオットと打ち合わせをしていたんです。
が、いざマーケットのお店に着いたら、高校生くらいの少年が「Hi, what kind of tree are you looking for?(どんなツリー探してるんですか?)」なんて話しかけてきまして、私は打ち合わせどおり「Well, not too big one would be nice(そうねぇ、あんまり大きくないのがいいんだけど)」と返事をしました。

少年が「このサイズがこの値段で、こっちのサイズは結構いい感じなのにたったこれだけ!あ、町内だったら玄関先までお届けもしてますよ!」なんて、こなれた感じのセールストークをなめらかに繰り出してきました。
いや、オススメのやつだと去年と同じサイズだしなぁ、などと思っていたら「玄関先までお届け」が響いたようで、オットがその場で即決、現金決済。
あれれれ〜?

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そして家に帰り着いたらホントに玄関先に転がってました。
玄関先って確かに言ってたけどさぁ…ドアの真ん前じゃなくったっていいんだよぉ?

ツリーのために子供たちと一緒に場所を確保している間、「なんかあの少年、見覚えがあるんだよねぇ」なんて言ってみたら「XXくんだよ!学童で一緒に遊んだことあるお兄ちゃんで、今はセカンダリーに行ってるはずだよ」と上の子が教えてくれました。
ああ!
やたらと年下の子供たちに慕われてたあのお兄ちゃんか!!

下の子がまだよちよちしていた頃に、上の子の学童のお迎えに行くと、「Ah! Baby!! Come and play with us!(あ!赤ちゃんだ!こっち来てみんなと一緒に遊ぼう)」なんて私が先生と話してる間に面倒を見てくれた子です。
しかも人見知りだった下の子がこだわりなく一緒に遊んじゃってたし。
なるほど〜、いい意味で人たらしだから、セールストークもうまいしアフターサービスまで気が回るのかぁ、なんてちょっと感心してしまいました。

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