英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

仲良きことは困ったことだ(今の状況だと)

昨日よりもさらに気温が上がり、そりゃもう「さわやか」の出血大サービスだった日曜日でした。ご近所さんたちはほぼ全世帯庭に出てそれぞれの時間を太陽の下で楽しんでいました。

我が家も庭へのドアを開放し、子供たちが行ったり来たりしつつ、私もオットもなんとなーく庭いじりなんかをしていたら、うるさ隣さんが日向ぼっこをしに出てきました。

別に関係を悪くしようとはお互い思ってませんので(表面上は、ね)普通にご挨拶をして「この先どうなるんだろうね〜」くらいの世間話をして、またそれぞれのことに移ったのですが、しばらくしたらうるさ隣さんのさらに先のお隣さんも出てきて、2カップルでいそいそとバーベキューの用意をし始めてます。

巷ではスカイプ・パーティなるものが流行ってるそうですが、ここは垣根越しの「Over-the-hedge-party オーバー・ザ・ヘッジ・パーティ」でもするのかな?と気に留めずに土をいじってました。

最初のうちこそお互いの敷地内にとどまってビールを飲んだりおしゃべりしてたのですが、3時過ぎくらいにバーベキューに火が入ったあたりでうるさ隣さんのガーデン・テーブルに食器を並べ始め、一緒に座ってお食事が始まっちゃいましたよ…

そりゃね、外をパトロールしている警察官からは見えないですし、かれこれ2週間お互いに健康なんだし、と言う気の緩みはあるのかもしれませんけどね?

ずっと一緒にいるわけじゃなくて、誰かしら外に買い物に出たりしてるし、どこかでもらってきてる可能性だって否定はできないわけですよ。

オットも呆れ顔で「Oh, millennials… really?(あーもう、新人類が…マジか?)」なんて呟いてるし。

彼らが自分らで潰し合うのはもう知ったことではないですが、それで隣に住んでる我が家まで火の粉が飛んできたらたまったもんじゃないです。

日本でも「若者がー」なんて論調でウィルス拡散についてコメントされてて、それに対して反発も起きてますし、それだけが原因とは私も思ってませんが、日本よりも厳しく外出規制のみならず「友達にも会うな!」ってはっきり言われてるのに、実際に若者がバーベキューパーティとかしちゃってるのを見ると、こちらも擁護できなくなっちゃうよ…松ちゃんも「宇宙人か?」って言ってたみたいですが、きっと、多分そう…

女王様がテレビでスピーチなさって「We WILL meet again(この先また会えます)」って言葉で締め括ってらっしゃいましたが、若者たちは「Will」という不確定な未来ではなく「Right now」でないと我慢ならないんですかね。とほほ。

↓これならかわいいけど…鳩山さんちが作ってるのかしら?↓

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桜の季節なのにぃぃぃ…