英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

中途半端な優しさは余計にツライのでは?

ロンドンと周辺地域がまたまたロックダウンになりました。
我が家のある地域は変更なしのTier2のままですが、この騒ぎは年越しすることが決定しちゃったみたいですね…ふぅ…

ロンドンに住んでいる友人が、クリスマスには地方に住んでいる両親に会いに行きたいからという理由で12月に入ってからずっと自主隔離生活をしていたのにこの結果でとってもかわいそうです。
クリスマスには移動の緩和措置を取るとか言ってますけど、アメリカのサンクスギビングで人が一斉に大移動したらどうなったかはニュースでも散々言われてたんだし、彼女はきっと大事をとって親御さんに会いにいくのは断念するんじゃないかな…
真面目な人が割を食うというのは世界共通みたいです。

お昼のニュースでアメリカの学者さんと中継をつないで「サンクスギビングでこちらはひどい目にあってるし、イギリスもクリスマスの規制緩和については再考したほうがいいですよ」という警告をいただいてましたが、さて、どうなるか。

みんながみんな真面目に言われた通りに自粛していれば今回のロックダウンは起こらなかったのでしょうけど、ただ単に遊びに行く人ばっかりじゃなくて、どうしても仕事しないといけない人だっているわけだし、人の流れを止めるってのは簡単じゃないですよね。

で、イギリス国内に「肉親」がいない身分としては、もういっそのことこのクリスマス休暇を利用して一気に叩きつぶす作戦に出てもいいんじゃなかろうかと思ってしまいます。
普段同居している家族以外には会えない!と宣言しちゃって、短期集中で収束に向かうようにしてしまったほうが、こんなことをいつまでもダラダラ続けるよりいいと思っちゃうんですよ。
イギリスはキリスト教国ですからクリスマスに家族が揃うのがとても大事なことなのは理解しておりますが、その大事な家族を危険に晒すくらいなら、学校がお休みなったところでガッツリ2週間みんなで我慢大会開催ってのもありなんじゃなかろうかと。
素人の寝言ですけどね。

前述のお昼のニュースで別の学者さんが「ウィルスに責任をなすりつけないで我々は皆、己の行動を省みる必要がある」ってなことを言ってましたけど、その言葉を聞くべき相手は多分お昼のニュースなんて見てないと思うの…

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