英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

北へ! 7 最終回。

7日目です。ここまで引っ張ってすみません。
この旅行で唯一、一日晴れていた日でした。
普段の夏だったら快晴続きなんですが、今年はひたすら雨だったなぁ。

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こんな素敵な風景の中をのんびり散策する予定だったんですけどねぇ。

子供らはどろんこになっちゃうし、天気ばっかりはどうしようもないです。

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で、この森がどこかというと、ストーンヘンジのような謎の巨石群なんですね。
なんかここで魔法使いが魔術をしてたとかしてなかったとか。
まあ、本当のところは説明文に書かれてますが、18世紀末ごろにこのあたりの土地を所有している地主さんが作らせたものらしいです。
でも堂々と「しかし詳細は不明」って書かれているのでその辺が笑いどころでしょうかね。

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こんなふうに門が作られてて、ぐるーっと石で囲まれた一角があるんですよ。
オット曰く、子供の頃は地元民しか知らないようなマイナーな場所だったそうですが、現在は駐車場も整備されてるし、近くにはグランピング施設が立ち並んでます。ログハウスもあったし。

中央にテーブルみたいな大きくて平らな石が置かれていて、その周りに椅子のように座れそうな感じで10個くらい丸い石が並べられてました。

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で、こちらのぬいぐるみ。
どこかの子供が落としてっちゃったのかと思ったら、なんかここの住人らしいです…
マスコットが雑な扱いを受けている…

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ゴブリンの巣という名のついた豪にお住まいだそうで。
この人はゴブリンじゃなくてノームなんだけどなぁ…ま、いいか。
天井から滴る雨水が石の壁で「ぴちょーん」って反響してて、なんというか物悲しさを醸し出してます。修行僧、もしくは落ち武者がいそう。

車がギリッギリですれ違えるくらいの細くてしかも急な坂&カーブをひた走らないとたどり着けない場所だし私有地の中なので、幹線道路脇にあるストーンヘンジのように観光バスで大量に人を輸送できるような観光資源にはなり得ないかもしれないですが、その分「冒険感」が出て、ミステリーをハントしちゃってる気分になれます。

ヒトシくん、どうっすか?
ここ以外にも「大地主がトチ狂って作ったヘンタイ的な庭」とか、「何度も申請してるのに国立公園になれない高原」とか、話題には事欠かないですよ〜。

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