英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

カリスマ?

ロックダウン前に美容院に行けてよかった、と、すごーく身勝手なことを思ってしまっている日曜日の昼下がりです。
よく考えたら、子供の習い事もまた1ヶ月なくなっちゃうわけで、学校は一応のところ開いていると言ってもめんどくさいことに変わりはないですねぇ。
いや、安全第一、ですね。

今日は例によってスーパーに買い物に行ったのですが、早速例の商品が品薄になってました。
小麦粉、トイレットペーパー、パスタです。
それに加えて赤ちゃんのおしりふきの棚もすっからかんになってました。
おむつの方はそこまでじゃなかったのでたまたまかもしれませんが、セールでもないのにすっからかんってのは…

小麦粉の棚の前で親子と思われる女性が二人で「またなくなってる!どうしてみんなロックダウンっていうと小麦粉を買い占めるの?」みたいな会話をしててまったく同じことを考えた私はちょっとだけ会話に参加したくなりました。
ホント、なんでなんでしょうね。

あ、そういえばせっかく美容院に行ったのに、まゆ毛の話を聞くのを忘れてしまってました。
なぜか「カリスマ美容師」の話で盛り上がってしまって…
カリスマ美容師と呼ばれてる人たちに個人的に会ったことはないですが、雑誌の特集とかネットの記事とか読んでて勝手に苦手意識を持ってたんです、私。
なんか「オレ様」を前面に押し出してるような気がして。
そんなようなことを言ったら「でもお客さんに対して優しい人じゃないとそもそもカリスマになれないですよ?」と、ものすごく当たり前なコメントをいただいて目からウロコです。
メディアで書かれていることは、雑誌記者が聞いた質問に答えてる形でしょうし、何よりも記者が書いてるものでその人の言葉ではないですもんね。
頑固オヤジのラーメン屋じゃないんだから。

そんなに女心がわかって優しいんだったら、下手にホストクラブとか行って散財するよりも、予約が取りにくいでしょうけどカリスマ美容師に話を聞いてもらいつつ素敵な髪型にしてもらえる方がおトクじゃない?なんて言ってみたら、「でも普通、カリスマ美容師は1時間がっつり施術してくれるわけじゃないですし…」と、これまた目からウロコな回答が返ってきました。

ひとまわり以上年下の美容師さんに的確なツッコミを入れていただき、楽しく会話して髪もスッキリして「1年に1回と言わず、せめて半年にいっぺんは髪を切りましょうよ」とやんわりお説教までもらっちゃったし。えへ。

私のようなズボラにはカリスマ美容師のありがたみがわからないですが、担当してくれたシニア・スタイリストさんはとても感じが良くて、美容院って髪のためだけじゃなく楽しめるところなんだと今更ながら認識を改めました。

↓上の子の読書用にこれを買ったんですが、美容院のパーマのやつみたいで…↓

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関係ないシリーズ。古本屋さんで見つけた不穏なタイトルの謎の本。