英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

オノマトペ

昨日の「擬音」繋がりで。

うちの上の子が「オノマトペ」という言葉の響きが好きみたいで、「カトちゃんぺ」くらいのノリで「オノマトペ」とカタカナ発音でつぶやいたりしてます。

で、少々話が横道にそれますが、私はいわゆるクチャラーが大っ嫌いです。
そりゃアレが好きな人なんていないでしょうし、やってる側は無自覚だってのも理解してますが、無自覚ならこれを機会にちゃんと自覚して矯正しよう!まずは口呼吸をやめて鼻呼吸に切り替えてみて!と修造の如く強く、でも咀嚼音が聞こえないくらいの距離から応援しております。
当然我が子には絶対にクチャラーになってほしくないので、離乳食後期頃から「口を開けて咀嚼しない」とか「食べ物を口に入れすぎない」なんてことを繰り返し伝えてます。
でも小さい子供に「咀嚼」なんて言葉の意味がわかるわけもないので、言い方を子供向けに改編して「むちゃむちゃ音を出して食べないんだよー」と言ってました。

くちゃくちゃってオノマトペを自分の口から発する事自体が嫌だったので、オリジナルの表現にしてみたのですが、このむちゃむちゃという表現はすんなりと覚えてくれたというか、意味を理解してくれました。
それから数年が経ち、下の子も普通のご飯を食べるようになりまたこの表現が復活したわけですが、それは私の口からではなく上の子からでした。
「No むちゃむちゃ!」なんて下の子に注意してる姿がちょっと可愛いと思いつつ、このまま二人してこれが日本語だと思って育ったらよろしくないかもしれないと、少々後ろめたい気分でもあります。

そう思う反面、日本語のオノマトペって日々新しいものが生まれては定着したり消えたりしていってて、ひょっとしたらこの「むちゃむちゃ」もどこかで広まったりなんかして、などと特にそれを狙って発信してるわけでもないのに妄想したり。
でも「むちゃむちゃ」は丸っこいフォルムの子供が発するからまだ許せる音であって、大の大人がこれをやってたらやっぱりただのクチャラーですね…うーむ。

↓小顔効果はわからないけど、これで口を閉じて鼻呼吸の練習はできると思うの↓

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ご近所のお猫様でオノマトペ