英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

イギリス、自転車が高い問題

詳しくないので間違ってる情報だったら先にごめんなさいしておきますが、確か2014年だか15年だかに、ツール・ド・フランスがイギリスで開催されたんですよね。
コースになっている田舎の方の村の道路に黄色く塗られた自転車が置かれ、結構な歓迎ムードで、それが決まった時点でイギリスの自転車乗りの人口が爆発的に増えました。(個人の感想)

2010年にはロンドン市内にレンタルサイクル、決定を下した当時ロンドン市長だった人の名前にあやかって通称「ボリス・バイク」が設置されたりして、その頃も結構自転車熱が上がってきてました。
ボリスはとにかく自転車推しなおじさんです。
二酸化炭素削減だの、ロンドン市内の渋滞緩和だのなんだの言ってましたが、なんとなく彼の趣味って気がしなくもない…。
いや、悪いことじゃないから文句をつけてるつもりはないですが。

私自身は、車を運転してて自転車乗りの人たちが怖いので買うつもりはありませんでした。
イギリスの狭い道路で結構車とスレスレで走行しないといけないってのはかなりの恐怖だし、1番の原因はその価格の高さ。
日本の1万〜2万円くらいのいわゆるママチャリみたいなものはなかなか見つからず、大体4万円くらいのロードバイクとかで泥除けもついてないし、買い物とかに使えそうにないスポーツタイプばっかり。

そんなお高いラインナップしかないくせに「通勤通学には自転車を!」と推すボリス…
いや、自転車購入補助みたいな制度はあるんですよ?
でも個人が申請するんじゃなくて雇用主が申請して、個人の給与から社会保障費の控除対象にしてアレコレ云々…
まあ、そんなんやらない、というかやれない人もたくさんいるわけで。
しかしロックダウン中は「運動しないと!」ってモチベーションと車の交通量の少なさも手伝って家族でサイクリングがかなり流行し、自転車の生産が追いつかない状況が今も続いております。

うちの上の子も既に持ってる自転車はかなり小さくなっちゃったんで買い換えないといけないねって言い続けて自転車店に問い合わせても「在庫なし」の回答を貰う日々をかれこれ1年は続けてまして、そんなだったのに昨日町歩きをしていた際にふらっと寄った自転車屋さんに奇跡的に彼女サイズの在庫があったんですよ。
しかしお値段、な、なんと£500!!
小学生の自転車に7万5千円?
私が若い頃買った中古の原付でも7万円だったよ?
っていうか、イギリスで初めて買った中古の車が£500だったんだけど…
私は逃げ帰ろうと思ったんですが、オットが取置きを希望して受諾されちゃって、月曜に買うかどうかの最終決定をお店に伝えるそうです…

どうせ買うならいいものを、とは思いますが、必ずしも「いいもの=値段」ではないわけで…
自転車怖いよ〜…

↓オットが自転車買うなら私からはコレかな…↓