英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

不謹慎

国葬当日、うちの前は普段は週末でも結構交通量の多い道なんですが、ほぼ一日中驚くほど静かでした。
みんなテレビの前に座ってたんですかねぇ?ってウチもですけどね。
おかげで焼き物がはかどりました。

レモンたっぷりのベイクドチーズケーキとか。

お夕飯用のヨークシャープディングとか。
ひたすらオーブンと向き合ってたんじゃないかしら、アテクシ。

折々でテレビをチラ見したり、休憩中にコーヒーを飲みながらじっくり見たりしてたんですが、何度か見かけた男性が気になったのでオットに「あの人、有名な人かなんか?」と聞いてみたら「知らないけど言われたらどんどん気になってきた…」って言うもんでネットにお伺いを立ててみたら、すでにTwitterなどでちょっとした話題になってたそうです。
与えられたあだ名は「Royal Slender Man」。

いい写真が見つからなかったのですが、これだけでも”すんごいデカい”ことがわかるかと思います。
ベアスキンを被った兵隊さんの帽子のてっぺんよりも背が高いのでとにかく目立つ。
すんごく目を引くので調べてみたら、この方は女王陛下の個人秘書を務めていた方だそうで、身長は7"2、つまり約220cm弱あるらしいです。
いやすごいわぁ。
フィリップ殿下も背がお高くてらしたので、女王陛下は高身長の男性が横にいた方が安心なさったんでしょうかね?
寄らば大樹の陰?
勝手な想像ですけど。

もうひとつどうしても気になったのが、女王陛下の棺が「最後の最後で床下収納されたこと」ですかね。
いわゆる舞台の”奈落”みたいな感じで、司祭?さんがお話をしている最中に徐々にせり下がっていっていくもんだから、私もオットも「え?え?降りてって…る、よね?」なんて確認しあってしまいました。
埋葬は別の場所に非公開でという話はニュースで何度も言ってて知ってましたが、まさか電動で床下収納されるとは…
バグパイプの演奏が遠ざかっていくことで女王陛下の旅立ちを演出してるあたりも、伝統というよりはなんとなく近代演劇っぽい雰囲気だったし。
さすがはサプライズで007やパディントンと共演した女王様だけあって、最後の最後に驚かされました。

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すべてが終わった今だからこそこんな不謹慎なこと言ってられますけど、中継を見ている間は、チャールズ国王の涙目にこっちまでもらい泣きしそうでしたけどね。
来年は戴冠式で大騒ぎが待ってるんだろうな、イギリス…
そっちは純粋にお祭り騒ぎしても許されるでしょうから、もっと不謹慎なこと書いちゃいそうな自分がいます。

↓ロック様すら196cmだってのに↓