英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

陪審員

夕方、庭で洗濯物を取り込んでいたら、ニューお隣さんのお兄さんが娘ちゃんを抱っこして出てきました。
フェンス越しにご挨拶をして世間話に突入。
前の住人もですが、奥さんよりも旦那さんの方がよく喋ってくるってのはどういう現象なんだろう。
できれば私はイギリス人女性の友達が欲しいんだけどな…とか思いながらも年の差がありすぎて友達ってのも難しいだろうし、所詮ただの隣人だしってことで、当たり障りのないこれからくるハロウィンを話題に出してみました。

娘ちゃんの衣装はお姉さんがもう準備してるらしくて、当日お披露目するね!って言ってくれたんですが「そういえば」とか言い出して、何かと思ったら「その週に僕、陪審員で裁判所に呼び出し喰らってるんだよね」だそうです。
いきなり話が飛んだねぇ。
昔勤めてた時に「陪審員に選定されたので休みます」って休暇届を受け付けたことがあるんですが、それ以降「Jury service」なんて単語を聞く機会なんてなかったので一瞬なんのことかと思っちゃいました。

「しゃーくちゃんは陪審員したことある?」と聞かれたので、私はイギリス国籍を持ってないからそもそも選定リストに入ってないんじゃないかな、と答えてびっくりされたし。
もうこの類の会話も何度目だろう…まあ、普通そんなこと気にもしないよね。

きっと傍聴席に座ることは可能だから裁判を見ようと思えばできるけど、そこまで見たいもんでもないからねぇ。
もし私が裁判所に行くことがあったら、たぶん原告か被告人のどっちかなんじゃない?
っていうかあなたの行く裁判が人身事故とか殺人じゃないといいね、聞いたところによると証拠写真見ないといけないらしいし。

って言ったら「うわぁ、そう言われるとそうだよね…怖っ」って怯えさせてしまいました。
ごめんよ。
でもドラマとかでもよく見るし、そんな証言を行ったことのある人から聞いたこともあるからさ。
「少なくとも僕が行く裁判はしゃーくちゃんが被告人ではなさそうだからそこは安心だね!」とすぐに復活してくれましたけど。

しかし、私が原告になるとしたら、今思いつくのは「隣人がマッパで自宅内をうろついてるのがうちから見えるのが精神的苦痛」ってコト。
もし被告ならば「自宅内で(マッパで)くつろいでたところを覗いてきたヘンタイ」として訴えられるくらいで、それ以外については至って平和な毎日なんだけど、本人を目の前にしてそんなことは言えない小心者なワタクシ。
いや、裸族ってこと以外はホントにいい人だからさぁ…
そろそろ寒くなることだし、服は家の中でも着ようよ、ね?
いまだにマッパでウロついてるってことは、うちから見えてることに気が付いてないでしょ、アナタ。

リスさんも冬支度を開始してることだし。