英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

小さなストレス

オット、謎多き相方…
20年一緒にいるんですけど、上達するっていうより下達してることが多いような…?

現在キッチンを改装してて、仮住まいにいるという話は以前しましたが、仮住まいなのでゴミの処理の仕方が我が家とは若干異なります。
フラット(集合住宅・アパート)なので独自のルールってもんがあるんですが、ここは建物の裏手に住民用のゴミ箱が並んでてそこに各自ゴミを入れて、業者さんが決まった日に回収しにきてくれる形です。
リサイクルのゴミ箱が充実(?)してて、ビン・缶、古紙などの表記が大きくイラスト付きで書かれててわかりやすい。
ただし一般ゴミは巨大なコンテナが特に表示もなくドカンと置かれている感じで。

今日は家族で出かけるのについでにゴミを出しておこうと玄関先に一般ゴミの入った袋とペットボトルをそれぞれ別にまとめておきました。
私があれこれ準備をしていたら、待ちきれなくなった下の子がスタコラ出かけようとしたのでオットが「外で待ってるから」といいつつゴミを全部ワシッと掴んで出て行こうとしました。
なのでリサイクルは見ればわかるだろうけど、そのゴミ袋は一般ゴミでおっきいコンテナがあるからそっちに入れてね、と軽く説明をし「OK」の返事が返ってきました。

準備が終わってフラットを出て建物の裏手に回ったら、ちょうどオットがリサイクルのゴミ箱の蓋を開けてたんですが、ちらっと袋が見えて…一生懸命ぎゅうぎゅうと押し込めてました…
それをやったら業者さんが回収を拒否ることもあるんだけど?
っていうか「一般ゴミは大きいコンテナ」って言ったよね?

ものすごくポジティブに考えれば、オットのこの生活力の無さのおかげで私がイギリスでの生活にさっさと順応できたって言うこともできなくもないですが、そうなる前に必ず大なり小なり恥をかかないと物事が進まないってのが…
気を利かせてゴミを持って出てくれてるわけだし、頭ごなしに文句を言うのもちょっと違うかもしれない、けど、私の話を聞いてなかったってことだよなぁ。

そんなことを考えていたらコンテナの蓋を開けたオットが「でもこのコンテナ空っぽじゃん!ホントにこれに入れていいの?」とか言ってるし。
前日に回収されたって想像力は働かないのかね?ん?
「2日前に私もそこにゴミを入れたから大丈夫」と返事はしておきましたけど、出かける前から疲れるわ…

子供の前でオットを叱るのは父の威厳が損なわれるんじゃないか、っていうか仕事でも部下をみんなの前で叱るのはよろしくないわけで。
でも今言わないと後から言っても馬耳東風だろうし、皆様はこんな状況をどうやってくぐり抜けてるんですかねぇ?

↓馬耳東風は英語でTalking to the wall.壁に話しかけるのはいいけど、壁が返事をしたら専門家にご相談ください↓

f:id:YOME:20210913075920j:plain

関係ないシリーズ。数日前に行ったマクドナルドのドリンクについてたキャンペーンのシールなんだけど…現在9月でシールの有効期間はとうの昔に切れてる…嫌がらせ?

下の子語録

Netflixのおかげで上の子が風の谷のナウシカを週に1度は視聴しております。
私も好きだったけど、金ローで観る以外できなかったのでコレが時代ってヤツかぁ、なんて。

まあ、上の子の隣に座って下の子も一緒に見たり見なかったりなんですが、今日は「一緒に見る気分」だったらしく、ちょこんと二人並んで観てて可愛らしい。
と思ったら、上の子が、クシャナが連れてきた巨神兵を指差して「あれは生物なの?機械なの?」と聞いてきました。
うーん。
確か人工の生物兵器ってことだったような気がするけど、まあ、生まれる工程を考えると生き物寄りなのかなぁ?
なんて適当に答えてたら、今度は「あの赤いのは何?」と腐り落ちる巨神兵を指差してます。

皮膚とか筋肉とかが腐れた的なものでしょうけど、それを言ったら次は多分「生き物は腐るの?」とか聞かれそうでいちいち答えるのもめんどくさい、そして下の子も聞いてるから怖がらせるのもどうかってのもあって「Hey, I don't have answer for every question you ask(何でもかんでも知ってるわけじゃないよ)」とだいぶ投げやりな返事をしたところ、今までずっと黙ってた下の子が「It's ketchup(ケチャップだよ)」としたり顔で回答してくれました。

上の子はその回答に大満足だったようで(それでいいんだ…?)私への質問がなくなってくれて大助かり。
子供に助け舟を出してもらった感じですね。

下の子語録は結構あって、可愛いところだと「ノドが渇いた」を「My neck is dry」って言ったり、自分の寝相が悪くてベッドから落ちたのを恥ずかしいからって一緒に寝てたぬいぐるみに罪をなすりつけて「Miffy kicked me out of bed」なんて言い訳してみたり。

カワイイは正義って言葉がありますが、ホントそうだよねぇ。
いつまでこのカワイイままでいてくれるのか…上の子はどんどん理屈っぽくなってきちゃってるし、なんせ英語って土俵ですから、私はそのうち言い負かされる日が来るんだろうなぁ、なんて悲しいような楽しみなような。

↓そろそろ英語でもセリフを暗記しはじめました…うーむ…↓

f:id:YOME:20210918061845j:plain

上の子が「ナウシカっぽい!」と喜んでいたKnebworth Houseの庭にある恐竜オブジェ

アジア食材屋さんの謎

学校への送迎にいつもの倍以上の体力を奪われています…
我が家は坂の上に位置してて、学校は丘のてっぺんから左右どっちかにちょっとだけ降ったあたりに位置してるんですよ。
なので今までは、若干の登り降りはあるもののそこまで負荷はかかってなかったんですが、今の仮住まいは坂の下に位置してまして、丘を登り切って反対側の中腹まで行ってからまた戻って、なんてやってると…
全部ロックダウンのせいにしとけば心の安定は保たれますが、言い訳ばっかりしてると足腰が弱るよね…とほほ…

基本、あんまりお肉を食べない私なので筋力をつけるにはやっぱりプロテインは摂らないとなぁ、でもがっつり「肉!」はやだなぁ。
あ!アジア食材屋さんがあるんだから、トウチジャンを買ってきてキャベツたっぷりめでホイコーローとか作ったらいいんじゃない?
ってことで行ってきたんですが、目的のもの以外にもついつい目がいっちゃいますね。

f:id:YOME:20210917181249j:plain

そして余計なものを買っちゃう意志の弱いワタクシ…
体力だ〜、カロリーだ〜なんて言ってるそのそばからMOCHIですよ。
コンビニのレジ横のおやつの如く、ついつい手が伸びちゃうんだなぁ。

f:id:YOME:20210917181549j:plain

関係ないですが、アジア食材屋さんでのリポDの絶大なる人気はなんなんでしょうかね?
必ずといっていいほどリポDの姿があるんですが、普通にレッドブルとかじゃダメなのかしら?
同じ大正製薬さんならトクホンを置いてもらいたいですが、きっと薬事法だなんだで輸入がめんどくさいんでしょうねぇ。残念。

とりあえず私は大福でカロリーチャージをしてまた坂を登っておきます…ふぅ。

↓うちのおばあちゃんの愛用品↓

一番星桃次郎

子供らが学校に行っている間、そして何より別の家で過ごしておもちゃとの触れ合いがなくなっている隙に、いらないものをガッシガッシと処分しております。
マクドナルドでもらったオマケとか、子供雑誌の付録とか、ベッドの下でホコリをかぶってるヤツとか…掴んでは投げ、掴んでは投げ…

いやぁ〜!気持ちいいッスねぇ!!

「どう考えてもいらないだろ、コレ。」って物でも、子供の目の前でゴミ袋に入れると「あー!ダメェェェ!」が炸裂しますけど、見てないところで覚えてないであろうラクおもちゃを捨てても、家に戻った段階で絶対気がつかないでしょうからね。
断捨離ルールとしては自分のもの以外に手をつけちゃダメってことですけど、子供のものは例外だと思うの。うん。

そんなわけで鼻歌を歌いながらお片付けをしていたら、携帯が「ぴろりん♪」と鳴りました。
よもや洗濯機の話じゃないわよね?と、やや警戒しつつメールを開けてみたら下の子の小学校からで。
タイトルが「給食について」だったのですぐに読んでみたら、ざっくりまとめると「昨今、トラックドライバーが不足していて商店などで配送に支障をきたしているのは皆様ご存知の通りですが、給食センターへの供給も例外ではなく、したがって予告なくメニューが変更されることがありますのでご理解の程よろしくお願いいたします」みたいな感じでした。
給食センターさんも、何が届くのかは早朝に配送された箱を開けてみないことにはわからない状態なんですって。大変だなぁ。

なんか食材の入った箱を渡されて「この材料で3品作ってみましょう!」ってやるテレビ番組のチャレンジコーナーみたいな感じ?などと的外れなことを考えつつ、世間話として子供のお迎えの待ち時間にそのネタを振ったら「Brexit なんかするからこんなことになるんじゃん!外国人がイギリス人の職を奪ってるって言い張って元々働いてた彼らを追いやったくせに、外国人が抜けた部分の求人が出てもイギリス人は誰も手を上げないからこんなことになってんだよ。バッカじゃん?」と、めっちゃ語気を荒げてたアフリカ系のパパさん。
彼は現在IT系企業にお勤めですので仕事を奪われたわけではないとは思いますが、きっとEU残留派だったんだろうな。

話題選びとそれを振る相手の選択を失敗してしまったわぁ、と反省しつつも、パパさんのご意見には半分同意、半分異論。
だってさぁ、EU離脱に投票した層をみてみると、働かなくても生きていけるけど「Make Britain great again」って、どっかの元大統領みたいなスローガンに惹かれちゃった「昔はよかった」と振り返るのが趣味みたいな人たちが多いんだもん。
そりゃ求人があっても応募しないさ。
そう思いつつ、パパさんにはとりあえず合意だけしておく、相変わらずコウモリな私でした。

↓大型免許は持ってないけどコレは欲しい…↓

f:id:YOME:20210916010038j:plain

関係ないシリーズ。近所のお猫様。めっちゃ集中してるけど何が見えるんでしょうかね?

またまたよそ様のお宅から。

現在キッチンの改装をしておりまして、例によってAirB&Bに宿泊しております。
学校から少し離れちゃったんですけど、町の中心部には近くなりました。
なので、オットは仕事中にこっそり抜け出してスタバでコーヒーを買ってくるのを楽しみにしちゃってます。
私の分も買ってきてくれるからなんの文句もないんですけどね。

f:id:YOME:20210915051716j:plain

元々はオフィスビルだった建物を改装してフラット(アパート)にしているところなので、天井がやたらと高く、リビングの雰囲気がちょっとだけニューヨークっぽい?なんて。
カーテンはロールスクリーンになってまして開放感があります。
グローグーさんとクマさんは我が家から子供達が連れてきたのでこちらの住人ではありません。

f:id:YOME:20210915052210j:plain

こっちの方がニューヨークっぽいですかね?
寝室側の窓です。
窓が全開にならないようにする器具が壊れててなんの役にも立っておりません。
そこも含めてレンガと雨に濡れたコンクリがいい雰囲気なんじゃなかろうか、と。

f:id:YOME:20210915052515j:plain

で、天井がやたらと高い分、ロフトを作ってあって、キッチンの上がオフィススペースになってます。
おしゃれさんですねぇ。
ただし、全ての熱が上がっていくので、オットは汗をかきながら仕事をしております。
仕事中に下のキッチンで煮込み料理とかしたらどうなるだろう、などとちょっと意地悪なことを考えたりしてます。

手を加えればオシャレかつ快適に住めそうな物件ではありますが、やっぱり我が家が一番ですから早く帰りたいです…

f:id:YOME:20210915053327j:plain

関係ないですが、建物の裏の日陰の部分にきのこの山を発見しました。
たけのこの里も近くにあるんだろうか…

↓レビューが外国からばっかり…なぜ?↓

時間薬(ちょっと違う?)

洗濯機・番外編です。

土曜日、オットが何を思い立ったのか、いきなり子供たちに「よーし!ちょっと遠くの公園まで行くぞぉ!」などと宣言をかまし、期待値を煽るだけ煽ってのおでかけとなりました。
ま、行ったのは、私の昔の通勤路にある見慣れた公園だったんですけどね。
毎日見てたから行った気になってましたけど、そういえば足を踏み入れたことがなかったなぁ、などと思いつつ、下の子を追いかけ回したり、上の子が壁をよじ登るのを手伝ったりしてました。

すると、携帯が「ぴろりん♪」なんて鳴ってテキストが入ったことをお知らせしてくれました。
土曜の昼間にテキストをくれる友人はいないので、注文してた商品の配送とかそんな連絡かしら?などと隙を見て携帯を覗いてみたら…ヤツらでした…
9月13日の予約の準備をしております。詳しい訪問時間は改めてご連絡いたします。
みたいな事務的なメッセージと、ご変更などのお知らせはこちらまで、みたいにURLがくっついてたので、とりあえず家に帰ったらキャンセルを入れようとその場では放置。

すでに数日前にオットが全ての契約の解除とすでに支払われている9月分の返金手続きも完了させていたので、よもや訪問予定のキャンセルをしていないとはっ💢
そんなことを思いながら子供達が寝た後でURLからサイトに飛んでみたのですが、キャンセルさせてくれません…
お問い合わせをしようにもそのためのリンクもありません。
あー、もういい。知らん。来るなら勝手に来いよ。
ってことで、諦めて寝ました。

明けて日曜日。
お昼ご飯を食べていたらまた「ぴろりん♪」が入り、「明日13日午前9時から11時の間にお伺いします」だってさ!
用がなくなった途端に朝イチでの予約ですか、そうですか。
これにもURLがくっついてたので飛んでみたら、今回は無事にキャンセルボタンが生きてたのでポチっておきました。

この作業を終えた直後はややイラッとしてたのですが、ご飯を食べてデザートがわりに下の子のほっぺをはむはむしつつダラダラ過ごしていたら「まー、あれだ。ここまでやって明日エンジニアが来たらむしろ指を差して笑ってやろう」と、すこーしだけ心にゆとりが返ってきましたよ。
自動引き落としはもうオット側から止めてあるし、解約と返金のコンファメーションも届いてるんだから、それでエンジニアが来たとしても「That is not my concern(知ったこっちゃないザマス)」って言い返せるもんね!ふふんだ。

↓ま、イギリスですから…↓

衝動的に

学校が始まって1週間。
下の子の慣らし登校も終わり、来週からはフルタイムで学校ですよほほい。
お母ちゃんは嬉しい😭

実は、うちの子供たちと同じクラスのお子さんを持つインド人ママさんの姿が初日からずっとみられませんで、ちょっと心配してたんですよ。
オットは仕事場にしてるベッドルームの窓から、うちの前をひとりで歩くパパさんを何度か目撃してたらしいんですが。
上の子に「なんか先生から聞いてる?」なんて質問してみたところで「知らなーい」としか返ってこないし、ママさん本人に連絡を入れるかどうしようか迷ってました。
そしたら金曜日の朝に下の子の登校でお目にかかって、ちょっとだけ立ち話をしたら「いやもう、なんかいてもたってもいられなくなっちゃって、衝動的にインド行きのフライトを予約しちゃって子供たちと里帰りしたのよ」ですって。

PCR検査だ、自宅待機期間だ、なんていろいろ大変だったみたいですけど、ご本人とお兄ちゃんにとっては5年ぶり、下のお嬢さんは今回初めてインドの親戚と直接顔を合わせたそうで、大変だったという割には非常に晴れ晴れとした顔をしてらっしゃいました。
いや〜、その気持ちはちょっとわかるわぁ。

私が自制できたのは、うちの町にアジア食材店が新規開店してくれたおかげかもしれないと思ってます。
アジアって言っても基本はタイなんですけど、納豆らや油揚げやらを売ってくれてるんですよ。
オープンしたのは夏休みの終わり頃でしたが、冬休みはこれで乗り切れそうだわ…
ちょっとしたものなら、わざわざ車でロンドンまで買い出しに行かなくて済むもの!ありがたや。

なお、インドママさんによると、下のお嬢さんは「親戚がいっぱいいすぎて覚えられない…会う人会う人みんな”親戚”」と愚痴をこぼし、お兄ちゃんは「暑くて耐えられない…」と愚痴をこぼしてたそうです。どっちも「さすがインド!」です。
やっぱりこっちでずっと育っちゃうとそうなるんですかねぇ?
うちの子供たちも「日本は楽しいイベントがある”たまに遊びに行くところ”」っていう認識ですからね。

とりあえず、日本よりも高価ではありますが、納豆が手に入りやすくなったので徐々に我が子たちを洗脳していこうかと思ってます。
油揚げとひじきの煮物、とか。
練り物もあったのでおでんとか…ぜーんぶ私のため!

↓今すごく気になってるもの↓

f:id:YOME:20210912055003j:plain

関係ないシリーズ。ガーデンセンターで見つけたニラですが、名前が「NEKO(ネコ)」ってどういうことだ?猫にニラはよろしくない組み合わせのはずでは?