英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

NHS小児整形外科に潜入成功

この話書いたっけ?と、ここ1ヶ月の履歴をさっと覗いてみましたがまだっぽかったので、上の子が病院に行ったお話を。

以前「コロナのせいで小児科に行くのに18週かそれ以上かかる」みたいにグダグダと文句を垂れ流していましたが、とある木曜日、子供達を学校に送って、家でネットニュースを読みながらのんびりとコーヒーなんてすすってました。
そしたら、隣町の市外局番から携帯に電話が入りまして、出てみたら「XX病院の整形外科です〜。上の子さんの保護者さんで間違いないでしょうか〜?」と言われました。

予約を入れてたことすらすっかり忘れてたのでちょっと不信感をあらわにしちゃった声で「はぁ、そうですが?」なんてぶっきらぼうに返事をしたら、「明日の夕方4時半なんですけどキャンセルが出たのでいらっしゃいますか〜?」とまったく予想だにしていなかったオファーが!
4時半なら学校が終わってからで充分間に合うけど、明日はオットが出勤日でいないから下の子も連れてかないといけない。
ので「小さいきょうだい(Sibling)がいるんですが一緒に連れてっても問題ないでしょうか?」と今度は非常に丁寧に聞いてみたら「もちろん大丈夫ですよ〜」ですって!
コロナ禍ではきょうだいを一緒に病院に連れてくのはダメだったのですがそれも解除になり、断る要素がなくなったので「よろしくお願いします!」と予約を入れました。

上の子の何が問題だったかって言いますと、歩き方がちょっと変だったんですよ。
右足を引きずるというか、ぴょこぴょことバランスがよくない歩き方だったので、骨格が悪いのか筋肉の問題なのか、家でなんとかできるのか専門家の助けがいるのか、予約をお願いした時点ではわからない状態だったんです。
以前はそんな歩き方じゃなかったし、素人目ですが骨格が歪んでるようには見えないし、本人は痛いとかそんなことはないって言うし、なんなら運動会で徒競走とか出ちゃってるくらいホント謎だったんで。
「18週かそれ以上」の手紙を受け取ってしばらくしたら、目立つほどぴょこぴょこしなくなったので前ほど心配しなくなってたのですが、お医者さんにちゃんとみてもらえるチャンスですから飛びつきましたよ。

長くなりそうなのでオチは明日!

↓イギリスでカエルといえばこの人かなって。↓

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関係ないシリーズ。教会の庭にあった切り株。空洞の中に草が生えてるし。皮がなんか巻き爪状態だし。痛そう。

夫婦、性格の違い。

おそらくみなさんが予想してた通りの朝となりました、水曜日。

昨日言われた「明日の早朝」ってのは、電話では朝6時から7時の間ってことだったんですが、7時半までオットが家で待ってても誰も現れないのでアパートまで戻ってきました。
朝5時半に起きて家まで戻って2時間を無駄にしたわけで、オットは案の定イラついておりました。
掃除しようにも早朝だからガタガタ音を立てるわけにもいかないし、ただひたすらテレビを見てたそうです。

それでも日常は進んでいくので、子供の朝の支度やらなんやらでバタバタし、学校に送り届けて私はアパートに戻って洗濯を、オットはスタバにコーヒーを買いに出て戻ってきた瞬間にオットの携帯がなりました。
「あと10分で到着します」だってさ…

オットが「6時から7時に到着って言うからずっと待ってたんだけど、今9時半だよねぇ?」などと相手に嫌味を言いつつ、仕事用のパソコンをカバンに詰めて行く気満々になってます。
いや、私が行ってもいいんですけど?
でもまあ、なぜかオットはいつもこうやって自分からめんどくさいことを引き受けておいてプリプリ怒るタイプなので黙ってお任せしておきました。
別に私に対して怒るわけじゃないから被害はゼロだし。

10時ちょっと過ぎに私もお掃除をしに家に向かったんですが、オットはリビングで仕事中。
作業員はまだゴミの山と格闘してました。
家中ほこりまみれなので、上の方から掃除をしようと2階からはたきをかけて、からぶきして、なんて30分くらい作業してたら庭の方でもウッドデッキを掃除しているブラシの音が聞こえてきました。
ちょっとしたら作業員さんがオットに終了の報告をしてて、なんか話してる声が聞こえます。

「OK, thanks, bye.」と微妙に弾んだオットの声がしてドアが閉まりました。
一応掃除の方がどんなもんか確認すべく私も庭に出てみたら、オットがニコニコ顔で「£100安くあがったよ!」と報告してきました。
「Is it a "sorry-discount"?(それって”ごめんなさい割引”?)」と聞いてみたら、ただ単に見積の量よりも実際の量が少なかったからという理由だそうで。
それでも安くあがったことによってオットのご機嫌はあっさりと直っちゃいました。
我が夫ながらとても単純だ…
でも、量が少ないから請求額も少ないってのは当たり前のことで、むしろ2回も時間指定をミスったんだから、追加料金分は返金すべきだと思うんだけどなぁ。
一度ならず二度もミスってるんですよ?ねぇ?

私は巳年でしつこく絡むタチなので、今後は規模の大きな修繕なんかの予定はないですが、ゴミが大量に出ることがあっても奴らには2度と頼まないぜ、と、決意を新たにした水曜日でした。

↓学校で使ってたこの箒、使いやすくて好きなんですがイギリスで見当たらない…↓

これが英国クオリティ…

精神的にギャフン、な火曜日でした…
朝から家でペンキ塗ったり本棚を組み立てたりして、いったんアパートに戻ってお昼ご飯。
午後1時から2時の間にゴミの回収屋さんが来てくれることになってたので、1時前には家に戻って作業の続きをしてました。

1時過ぎ。
まあ、1時になってすぐに現れるとは限らないのでまだ気持ちには余裕がありました。

1時半。
ん〜。まあ、そんなもんだよね。

2時。
時間指定のために追加料金を払ったのにこのザマって…
後で苦情を入れないとダメだな、こりゃ。

2時15分。
おいおいおい。
子供のお迎えの時間に被るからそろそろやばいんですけど?
ここでアパートで仕事をしているオットに「待てども誰も現れませぬ。」とテキストメッセージを入れました。

2時20分。
「あと10分で到着って3分前に連絡があったよ」とオットから返信が。
大遅刻やん。

2時半。
「”あと10分”ってのはどの惑星の10分の話でしょうか?」とオットにテキスト。
大工さんがまだいるから、とりあえず庭の鍵を開けて作業の指示だけ出せばお迎えには出られる…うん。

2時45分。
来れないなら来れないって言ってもらったほうがむしろありがたいんだけど、と思ってる矢先にトラックが家の前に止まりました。
とりあえず大急ぎで作業員を庭に誘導して、こっちの部分がゴミでこっちは違うからと、前もって分けておいた山を示して、慌ててお迎えの準備の方にかかりました。
学校から戻ってくる前に作業が終わっちゃったら引き止めておいてもらうように、大工さんにお願いしないと!と思っていた矢先に、上の子のお友達のママさんから「昨日連絡すればよかったんだけど、よかったらうちの子と一緒に連れて帰ってプレイデートしてもいいかしら〜?」なんて救いの手が…

天のお導きに感謝しつつ「ぜひ!」とお返事し、下の子はオットが迎えに行ってくれているのでゴミの回収屋さんの方に集中できることになったんですが、心の余裕が戻ってきた瞬間に「あの〜。車の交通量が多すぎて危険だから今日は作業できませーん。」とか言い出しやがりました。
はぁ?
3時あたりは学校の送迎ラッシュアワーだからこそ、追加料金を払って交通量の少ない1時から2時ってことで予約をしたのに遅刻してきたのはあなた達でしょう?
そもそもうちはお隣さんの庭を通過しないといけない作りなんだから、そっちとの兼ね合いもあるわけだし、ヲマエフザケンナ!と。

「強行するならその大工の人に交通整理してもらわないと無理」とか、理解するのに数秒かかるようなアホな寝言も添えられてびっくりですよ。
なんでまったく関係ない大工さんがあんたの仕事をしないといけないのよ!と、私がブチ切れる前に大工さんが「That's not my job. Do your things you've been paid for, mate.(いや、それ俺の仕事じゃないし。給与分の仕事しなよ兄ちゃん)」と言ってくれたので少しだけ冷静になれました。

「あなたのマネージャーと直接話をしない限りここでは何も決めない」ということで本部に連絡を入れるも、結局明日の早朝に再訪問ってことで押し切られてしまいました…
これでまた遅刻してきたら今度は通勤ラッシュの時間だからね?と釘は刺しておきましたけど、ずっと脳が煮え煮えで…

もう寝る…

↓煮る煮れば、煮る時に便利↓

なんかロシア繋がりな日曜日

特筆することもなく平和にすぎた日曜でしたので、なんかランダムに。

昨日貼り付けたチェッカーズの「あの娘とマッシュポテト」ですが、懐かしくて私も何度もクリックして一緒に歌ってたんですけど、リビングに入ってきた上の子が「Wow mummy! you are singing Russian song?(わぁ!ママ、ロシア語の歌を歌ってるの?)」だってさ…
「僕のハートはドキドキ100°C ♪」の部分でそう言われちゃったんですが、どの辺がロシア語っぽかったんだろう…?

この歌は日本語だって一応説明しましたが、意味を聞かれて訳すのが恥ずかしくて話を逸らして逃げました。
…ファン失格!くぅ〜っ…
だってキミは「僕のハートはドキドキ100°C ♪」って真顔で言えるかい?
アタイには無理さ…

その上の子ですが、ラジオでボニーM.の「怪僧ラスプーチン」が流れて大層気に入ってました。
ラスプーチンですか…気に入ったのならいいけどさぁ。
イギリス人のプレゼンターさんが「ラスピューティン」って発音してるのも気になりましたが、上の子が「ラーラーラスプーチン ♪」ってサビの部分を一緒に歌ってて、下の子は踊り狂ってるし、なんというか、名曲は世代を超えるのね、としみじみしましたよ。

www.youtube.com

その後、街にお散歩に出かけたのですが、子供らが大好きなアイスクリーム屋さんが店先に椅子だのカトラリーだの、ガラスのボトルだのを「Free」と書いた張り紙をつけて並べてて、通行人の一人が「え?閉店しちゃうの?」と店員さんに聞いていたので私も盗み聞きしてたら、「大家さんが家賃を大幅に上げてきて採算が合わなくなっちゃったから…でもまたすぐに近所で再開するつもりだからFacebookでフォローしてね!」って言ってました。
このご時世に貸店舗の家賃を上げるって…しかもコロナ禍を乗り切ろうとしてる人気店なんだから、次回の交渉まで待てばいいのに、と、余計なお世話ですね。

そんなわけでアイスクリームは食べられませんでしたが、教会の方に行ってみたら謎の石を発見しました。

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なんだろう、これ。
白地に赤い丸はなんとなくおにぎりっぽいけど、緑の水玉部分と一緒になってるので何が何やら。
ちなみにこの小石は墓石の上に乗せられてます。
なんなんだろう…うーむ。

そしてこの時期たくさん見かけるリスさん。

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誰かが落としちゃったのかリスのために撒いたのか、ピーナッツを一心不乱に召し上がってらっしゃいました。
無塩ピーナッツであることを祈ります…高血圧で腎臓病なリスって聞いたことないけどさ。

こんな日曜でした。

↓世界で一番美味しいピーナッツバターはこれだ!!(私情100%)↓

IKEAは楽しいねぇ

車の燃料が手に入ったので、さっそくIKEAまで行ってきました。
日本ではイケアと発音しますが、アメリカとイギリスではアイキアです。
本場スウェーデンではなんて発音するんでしょうかね…?
きっとイケアなんだと思ってますけどあえて調べてないです。

で、行ってきたわけですが、えらいこと混んでる上に「微妙に」品薄っぽい気がしました。
家具はいつものように山積みになってるんですよ?
だけどなんとなーく在庫の量が少なめな気がしたのと、小物類の少なさが気になったというか。
いつもだったらレジ付近にはキャンドルやらコップ洗いのブラシやら小皿なんかの「あら、ついでに買っちゃってもいいかしら?」なんて気になっちゃうような商品がたくさん置かれているのに、今回はお菓子とレジ袋とぬいぐるみが交互に置かれてるだけ。
これはトラック運転手の不足というよりは、コロナのせいで海運の方が思うように行ってないせいなんじゃなかろうかと勝手に予測しております。

うちが欲しかったのは本棚だったので目当てのものは無事に買えたので問題ないんですけど、なんというか「この値段だったら買っちゃってもいいか〜。うふ。」な楽しみがなかったのがちょっと寂しいな、と。
そんなことを思ってたら、オットが「今日はもうアレだ。ミートボール買って帰って夕飯にするってのはどうよ?」なんて素敵な提案をしてくれました。
日本ではホットドッグが人気と聞いたことがありますが、イギリスのIKEAはミートボールが有名で、カフェでミートボールを食べるのがメインで来店する人もたくさんいるんですよ。
ってことで出口手前の食品コーナーで冷凍のミートボールとマッシュポテトを買い込んで帰宅しました。

そして先に懺悔しておきます。
ミートボールの方はともかく、冷凍のマッシュポテトなんて…と正直侮ってました。
きっとパサパサしてるかべっちょりしてるか、両極端なんだろうなぁ、と。
そんな失礼なことを考えた数時間前の自分にハリセンチョップですよ。
ミートボールは予想通り子供たちはモリモリ食べてくれましたが、ポテトの方も食が進んでくれて私もおかわりしちゃったし。
IKEAに行ったら絶対買いですよ買い。
まさかイモに感動するとは思わなかったわぁ。

そして、多分うちだけだと思いますが、IKEAに行くとその日はなぜかめちゃめちゃ疲れて寝るのが早くなる。
本屋に行くとトイレに行きたくなる現象があるように、IKEAに行くと体力的に疲労困憊する謎。
行けばすごく楽しんだけど何故だろう。

IKEAで買って感動した別の商品。洗濯できるし、何よりもキノコが可愛いんだ…↓

↓しかし、イモだけの注文って…うん。いいけどさ。↓

狩りを終えて。

車の燃料を探す旅のお話。
実は昨日のお昼前には戻れてましたが、自動アップ前にまとめたりなんだりする時間はさすがになかったので別にしてみました。

昨日は朝9時半に仮住まいを出て、まずは一番近いESSOさんに向かってみました。
BPはオット情報で売り切れだと聞いたのでそっちは無視。
近くに差し掛かったところで「微妙に」渋滞していたので、これはひょっとしていいサインなのでは?と少々期待。
必要とあれば並んででも入手する予定だったんですが、いざスタンドに近づいて遠くからポンプを確認してみたら、Unleaded(ガソリン)は売っていたのですが、Dieselディーゼル)のポンプには「Out of order(売り切れ)」の札がかかってました。

はい終了〜。

スタンドには入らずに本線の方に合流し、そこからさらに隣町方面へ。
道すがらにある前述とは別のBPとShellは、やっぱりコンビニと化してて燃料を入れている車はなく。
ビジネスパークの方にSainsbury'sとガソリンスタンドがあるので買い物ついでに見てみようと向かったら、ガソリンスタンド前に短めの行列ができてました。

行列になってるってことは燃料を売ってるってことなわけで、私も最後尾に車をつけて、大人しく待つこと10分ほどでポンプが見えてきました。
Premium(ハイオク)は売り切れているものの、UnleadedとDieselはどっちも稼働中!
ひゃっほーい ( ┛՞ਊ ՞)┛~♪
ってことで、あとはもう大人しく列に並んで自分の番が来るのを待つだけ。
隣町は信心深いキリスト教某派の皆様がたくさん住んでらっしゃるおだやかな地域だし、時間的にもお年寄りのお客さんばっかりだったってのもあって、話に聞いてるような殺伐とした状況にもならず、無事に自分の番が回ってきたのが10:10でした。

ニュースで言ってるほどひどくないじゃーん?
なんて思いつつ普通に買い物を済ませて、仮住まいに戻ってオットとお昼を食べてから家の方にペンキを塗りに戻ったら、ちょうど玄関先でうるさ隣のお兄ちゃんと遭遇しました。
お兄ちゃんは基本在宅勤務ですけどお姉ちゃんは学校の先生なので「この状況で通勤は大丈夫?」と聞いてみたら、彼女の車のガソリンは空っぽになっちゃったので現在はお兄ちゃんの車で通勤してるそうで。
私ってば、ただひたすら運が良かっただけみたいです。えへ。(自慢)

BBCニュースでペットボトルにガソリンを入れてるお姉さんの動画をみましたが、それは絶対やっちゃダメだって教わらないのかなぁ…っていうか動画撮ってないで止めなよ、と。↓

↓これでガソリンは爆発炎上するって学ぼう↓

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関係ないシリーズ。下校途中の通り雨を墓地の大樹の下でやり過ごしました。

<使い所のあまりない無駄知識>

イギリスでは、家庭でガソリン燃料を備蓄することはどうしても必要だっていうなら可能ですが、上限は50リットルで、必ず認証を受けているコンテナを使い、通気性が良くて火気が周りにない場所で保管することが義務付けられてます。
ペットボトルに入れてその辺に転がしておくのは言語道断です。
何かあってからじゃ遅いので、よっぽど文明社会から遠ざかった場所に住んでるんじゃないかぎりやらない方がいいです。
たぶん日本も似たような法律で40リットル上限、消防署への届出必須だったような。

狩りの時間だ。

え〜っとですね。
覚悟を決めて、ガソリンを探す旅に出ようと思います。
まだ100マイル弱ほど走れる燃料は残ってますが…これ以上減ったらさすがに色々不安だし。
ブログの更新時間の前までに戻ってこれたら旅の詳細を書きますが、これがそのまま更新されてたら「まだ旅の途中」だと思ってください。

現在朝の9時半、何時に戻れるかな?
いってきま〜す。

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