オットに叱られました。
業者さんに英文でメールを書いていたのですが、それを後ろから見ていたオットに「いい加減にしろよ?なんだこのひどい文章は」とため息をつかれてしまいました。
自覚はあるんですよ、ええ。
以前書いたように私は耳とフィーリングで英語を覚えた身でして、文法も文章作成も中高でやっただけで、その後も真面目に勉強なさっているノンネイティブの方には及びもつかないんですよ。
学校の成績は押し並べて残念な部類でしたが、国語と英語だけは長文読解とかで点数が稼げたのでどうにかなっていただけなんです。アレって文中に答えが書いてあるからそれを探せばいいだけですもん。
仕事では、業務メールなんて手短に用件だけを書くのでどうとでもできますし、ほぼ定型みたいなものですし…
そんなような言い訳をしたのですが「もういいから、オンラインの英文のコースでも見つけなよ。このままじゃダメだよ。」と言われてしまいました。
口語をそのまま文章にするクセを直すところから始めなさい、というアドバイスはくれたのですが…
10年以上も、日系ばかりとはいえこちらで会社勤めしたのにやっぱりダメか、と落ち込むと同時に「あの日」の面接のやりとりが脳裏をよぎりました。
主婦になる前まで勤めていた会社への入社面接の際に、イギリス人の人事部長さんから「面接してて会話が大丈夫なのは確認できたけど、英文は問題なく書けますか?」という質問を受けました。
正直に答えたらいけない私にとっての地雷ですので、トンチをきかせて「I’m not confident without Spellchecker. (スペルチェッカーがないと自信ないです)」と回答してみたところ、部長さんも「自分も無理!」と話に乗っかってきてくれました。
その後は雑談に持ち込むべく、日本ではアメリカ英語を教えているので「センター」とか「カラー」のスペルをあちら方式で覚えたんだけど、スペルチェッカーの設定をちゃんとイギリス英語にしておかないと気が抜けた時にアメリカ式で書いたらスルーされちゃったことがある、などと話題を振って、質問に対して白黒はっきりつけずに逃げ切りました。
その後うまいこと入社できたのですが、私の書く英文が残念レベルだということは割とすぐバレてしまい、部長さんから「書けるって言ったじゃん」とため息をつかれましたが「Did I?(言いましたっけ?)」と返し、面接での会話を思い出した部長さんから「Stinker(クセモノ)」という称号をいただきました。
あの日はそれで逃げ切れましたが、今後再就職する際にエッセイを書けとか言われないとも限らないので、オットの言うとおりマジメに勉強したいと思います。
はぁ…
↓ふと思ったけど、コレやってたらどんどん授業に遅れていっちゃいますよね↓