英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

蒙古斑ってなんであるんだろう?

先日下の子の2歳時検診がありました。

6組の親子が1つの部屋に入れられて、子供たちは部屋中に置いてあるおもちゃで遊んで、その間に助産師さんが母親たちに子供たちの様子を聞いたり、今後のトイレトレーニングの話とか予防接種のお知らせなんかをしていました。

その後子供たちの身長と体重を測定すると言う流れだったのですが、うちの子がまだ小さい時の体重測定はすっぽんぽんでやったので一瞬身構えてしまいました。

今回は靴を脱いだだけで普通の体重計を使ったのでよかったのですが、まだお座りができない段階で乳児用の寝かされるタイプの体重計に乗せるとお尻が丸見えじゃないですか。

で、我が子の蒙古斑が目に入った正義の助産師さんに虐待を疑われてしまったんですよ。

ずっと昔、アメリカに移住した友人の友人というとても遠い人の話として、その人の子供の蒙古斑で虐待疑惑をかけられた、なんて笑い話を聞いたことがあったのですが、まさか我が身に降りかかるとは。

私の住んでいる街にはそれなりに日本人も住んでますし、中国人もたくさんいます。

実際中国人ママさんに保険センターでお目にかかることも何度かあったし、他の助産師さんはスルーしてきていたので問題にされるとは夢にも思ってませんでした。

コレは蒙古斑(Mongolian spot)というモンゴロイド特有のBirth markなんですよ、と説明しましたが、助産師さんは「Birth markは通常赤い物であってこの子のは紫じゃないか!」と語気を荒げてむしろ疑惑を深めていきます。

そうねそうね、オットの姪にも赤いBirth markがあったわね、でもウチの子は半分私の血が入ってて赤じゃなくて紫で出たの。上の子もあったけど何にも言われなかったの。

そう言ったところでもう彼女は一歩も退かぬという表情で「マネージャーの意見も聞くからここで待っててちょうだい」と、内線電話でどこかに連絡を入れました。

それは別にいいけど、暖房が入ってるとはいえすっぽんぽんのまま子供を放置したくなかったので服を着せてもいいか聞くと、それすら「No」と言われてしまい、そっちの行為の方が虐待じゃないか!とキレかけたところでマネージャーさんが入室してきました。

我が子のお尻を一瞥したマネージャーさんは「This is the Japanese THING(日本人のアレね)Unusual but nothing to worry(珍しいけどなんの心配もないわよ)」と一言コメントしてまた出ていきました。

そう言われちゃった正義の助産師さんは「いい?健康手帳のココに書いておくから!紛らわしいことしないでよ?」となんとか体裁を保とうと悪あがきしてました。

大体ですよ?お尻の割れ目の奥の方だけに縦のアザをつけるってどうやりゃできるんですか?空手チョップ?

まあ、コレも彼女の仕事だし、実際最悪のケースを水際で食い止めないといけないことも過去にあったかもしれないので、とりあえず笑い話に昇華しようと思います。

↓磨いとくか…↓