英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

祭りのあと

クリスマスが正式に明けましたので、ツリーを撤去しました。

本物の木は資源ゴミとして回収してもらえるのですが、ようやく始まった学校に子供が出かけてから庭で少し解体作業をして、Green waste(庭木)専用のゴミ箱にギリギリ詰め込んで、朝っぱらからしみじみ。

なんとなくがらんと広くなった家に、嬉しくもありちょっと寂しくもあります。

そしてこれから数週間、掃除のたびにツリーから落ちた針葉樹を見つける日々が始まります。

Non-drop needleなんて謳ってますが絶対落ちないわけじゃなくて、カーペットの下だのソファの下だの、いろんなところに潜んでいるので厄介です。

そういえば昔実家で犬を飼ってたのですが、あの子の毛も亡くなってから10年経っても滅多に開けないタンスの引き出しの中からとか出てきて笑いを誘ってくれたな、なんて思い出したりもします。

物凄いビビリで、お散歩が好きなくせに外が怖くて私の後ろでピョコピョコ歩きつつ、他の犬が近づいてくると興味があるけど怖いから私の後ろから顔を覗かせて相手を観察するという、愛すべきアホの子でした。

持ち家になったらまた犬を飼いたいとは思っていたのですが、オットが動物アレルギーっぽいのでこの夢は断念しました。

というのも、冬に義実家に行くたびに風邪をひいていたオットなんですが、数年前の夏にもちょっと風邪っぽい症状を起こしまして、熱はないけど鼻が出て喉が痛い、と訴えてたんですよ。

義実家はかなり古いファームハウスで窓も二重窓じゃないし、冬場は暖炉の前ならともかく寝室とかは寒めだったので、夜中に必ず布団を蹴ってへそ出しで寝るクセのあるオットが風邪を引くのも不思議じゃなかったんですが、夏に風邪って珍しいな、と。

今回は自分たちで風邪薬を買ってきて飲んだのですが、朝薬を飲んで外に遊びに行っている間は大丈夫でも、家に帰ってきてしばらくするとまた症状が出てきました。

そして滞在最終日前日の夜に「目が痒い」と言い出したので、ひょっとして犬アレルギーなんじゃない?と何気なく言ってみたところ、素っ頓狂な表情で「ああ!それだ!!」と合点がいったようなオットが、その年の冬の滞在で抗アレルギー薬を飲んでから義実家に行ったら症状がピタリと治りました。

正式に病院で検査したわけじゃないですが、アレルギー疑惑のある人が家族にいるのに犬を飼うというのはオットに対しても犬に対しても無責任すぎるので、他所様のおうちの犬を愛でることで欲求を満たしております。

↓こういうので我慢…↓