昨日の廃材の件、確認事項の電話がかかってきたのでついでに聞いてみたら、おじさんはタオルレールの他に金属製のものを御所望されて、どうするのか確認したら「クズ鉄として売る」という回答だったそうです。
売れるものだったんならあげなかったのに!とちょっぴりセコいことを思っちゃいましたが、どこにどうやって売るのか知らない私にはやっぱりゴミだしどうでもいいか。
イギリスでの粗大ゴミ処理ですが、業者に持っていってもらう方法と、自分で持ち込みする方法があります。
持ち込みの場合は地域のリサイクリングセンター、通称「Dump」に持ち込めば無料です。家電や家具、DIYで出た廃材、服、食器などなど、いろんなものをそれぞれのコンテナにぶち込んで終了。
イギリスの大掃除は「Spring cleaning」と呼ばれてて、伝統的に冬が明けた頃に家に引きこもっていた気分を一新するのに行われてた感じでして、その時期の週末になるとDumpには車の長い列ができてちょっとした風物詩です。
ただしDumpは個人での持ち込み用でして、業者さんは地域によってはお金を払うか完全にシャットアウトかのどちらかで、それが故に道端への不法投棄(Fly-tipping)問題が定期的に取り沙汰されています。
きっと悪質な業者が、売れるものだけ仕分けたあとで残りを道っぱたに捨ててるんでしょうね。
今の家に引っ越してきて、庭が結構ひどい状態だったので大改造をしました。
掘削機をレンタルしてきてコンクリでできた趣味の悪い小道を破壊し、コンクリのない部分も剥き出しの土だったのでがんばって芝生を敷きました。
掘削機でマッチョ野郎になりきって道路工事ごっこをして楽しみ、でも廃材のコンクリはとにかく重くていっぺんに車で運べなかったのでオットが週末にDumpへの往復をして頑張ったんですが、3回目に行ったら「個人を装った業者」だと疑われてしまい出禁を言い渡されちゃいました。
なので残りは二つ先の町にあるDumpへ、週末ごとに1回だけ持っていって処理したのでうちの庭にはコンクリの山がしばらく放置されている状態でした。
悪い人たちのせいで普通の一般市民が割りを食うのは全世界共通ですね。
なお出禁になっちゃったDumpですが、向こうは車のナンバーを控えただけだったので、新しい車に乗り換えてナンバーが変わったらまた普通に行けるようになりました。
↓普通に売ってて意外と安い…のか?↓