英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

お水って大事。

現在滞在中のバンガローですが、どうやら「Water softener」を入れているようで、オットがお風呂上がりに「お肌すべすべ、うふッ❤️」なんてOL湯煙ひとり旅気分を味わっております。

Water softenerは浄水器ではあるんですが、水をきれいにするというよりもその名の如く水質を柔らかくするものです。

イギリスは硬水地方でして、しっかり掃除しないと石灰が蛇口やシンクに堆積して、そこに水垢とか石鹸カスが溜まってさらにカビが生えるという、油断大敵な環境です。

石灰除去用の洗剤とかも売ってますが、我が家には子供もいるので化学の力よりもスーパーで手に入る一番安いお酢を買ってきて水で半分くらいに薄めて使ってます。まあ、結局「酢酸」っていう化学の力ですが。

日本ではそれこそ100均でクエン酸を売ってるのでそれでお掃除してもいいんですが、こちらではなぜか薬局でしか売っていない上に、ひと箱の内容量がたったの50gで200円くらい取られるので、匂い対策さえきちんとすれば安価で済むお酢が一番ですね。

引っ越してきた当初は、前の住人がなんにもしない人だったようでそこら中に石灰が溜まってたのでお酢は原液でぶちまけて家中すんごい匂いになりましたが、ごっそり剥がれて気持ちよかったのを覚えてます。

そして別のお水トラブルの話で、日本からやってくる駐在員さんや長期出張者の方々、奥様が気を利かせて荷物の中に洗濯洗剤を入れてくださってるケースが多いんですが、日本の洗剤はイギリスではほぼ役に立ちません。

赴任してきて気に入った家を見つけるまでの間、いわゆるマンスリーマンションに入ってもらってたので家具家電は一通り揃っており、週末にまとめて洗濯をされてる人がほとんどだったのですが、結構高い確率で赴任初の週明けに内線がかかってきて「洗濯機が壊れてるので修理依頼をしてくれ」と言われました。

話を聞いてみると「汚れが落ちていない」「なんか服が灰色っぽくなった」など、明らかに洗濯機自体というよりも洗剤の方に問題がありそうな内容で、さらに聞いてみると使っていた洗剤は日本から持ってきたものでした。

日本の洗剤メーカーさんたちは「日本で」服がキレイに洗濯できる配合を研究・努力なさっているので、日本の水質にあわせてる訳ですよ。

なのでイギリスに長期滞在される場合は、面倒でもこちらで洗剤を購入して使ってくださいね。

↓むかーし、コレでダイエットっての流行りましたよねー↓