英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

Beautiful Name その2

日本でもだいぶ前からちょこちょこ話題になっている「キラキラネーム」とか「シワシワネーム」ってヤツですが、イギリスではあんまり「なんじゃこりゃぁ!」な名前ってのには今のところ遭遇したことがありません。

有名人のお子さんの名前が果物の名前だったり地名だったり、とかそういう話題は見かけますが、身近ではごく普通の名前の子しかおらず、当たり前ですが日本のように読みと漢字があって当て字ですごいアレンジをかますとかないですからね。子象と書いてバンビと読む、みたいなのにリアルで会ってみたい。

カレンのスペルがCarenなのかKarenなのかでヒソヒソしてるのを目撃したくらいで、正直何がいけないのかすらよくわからないレベルです。あら、古風ね?というお名前は見かけますが、それをわざわざ「シワシワネーム」なんてカテゴライズしてないですし。ボリスのNew息子さんとかね。

イーロン・マスクさんが生まれたばかりのお子さんの名前をなんか記号的なもので発表して話題になったのが数日前ですが、パートナーのグライムスさんが「性別に言及して親が決めつけたくない」「ジェンダーは本人に決めさせる」みたいなことを言ってるので、プライバシー云々で凡人にはわかりにくいギャグをかましたのか?そもそも出生届を受理してもらえないみたいだし。The Artist Formerly Known As Prince、みたいな?

なんてことを考えていたら、関連記事紹介って感じで「子供の名前をめぐって家族の危機」という記事を見つけました。

妻側の家系の伝統で長男につける名前が代々決まっているのでそうしたいと赤ちゃんの性別がわかった時点で夫に伝え、夫はその時は了承したもののそれを聞いた夫側の家族が「それは虐待だ!」と反対し、子供が生まれる前に離婚の危機だそうで。

妻としては子供が将来いじめに遭うことは予想できるから、出生届はその伝統の名前で出しつつも、日常生活では通称として別の名前というか愛称を使うという案を実家のみんなと話し合って渋々ながら了承をもらってたのに、その案も義実家に却下され夫自身も反対に回ってしまいにっちもさっちもどうにもブルドッグ

イギリスは割と簡単に改名ができるのでいっそのことジェンダーだけじゃなくて、名前も大人になった時点で本人に決めさせればいいんじゃない?なんて思っちゃいました。

どんな名前かは、まあ、記事に書いてあるので…日本でも多分いじめられるパターンのお名前かと…そもそも親として、生まれてくる前からいじめられるのが予想できる名前なら「潔く諦める」の一択だと思うんですけどねぇ。

↓ちょっと気になる↓