英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

飛騨の里の思い出

例によってネタがなさすぎて2年前の写真を引っ張り出してきたら、ちょうど今頃、飛騨高山に行ってたみたいです。
実家の車を借りて温泉ツアーだったんですねぇ…
しばらくできないのが残念ですが。

で、高山ラーメンを食べてみたり、オットが飛騨牛の串焼きを買い食いしたり、なかなか楽しい旅行でした。
せっかくあっちまで行ったのだからと「飛騨民族村・飛騨の里」という、合掌づくりの集落をそのまま保存している博物館?に行ってきました。
そりゃもう「The!ニッポンの農村!」と言わんばかりののどかな風景で、なんかタイムスリップでもしたのかしら?と勘違いしちゃいそうでした。

入場すると目の前には池があって、カラカサを持って記念撮影をしてくれたり、池の鯉に餌をあげられたり、縁日っぽくヨーヨー釣りとか射的なんかも用意してあって、小さなお子様がたも楽しめるようになってました。

もちろん建物の中にも入れて、中では囲炉裏の横でワラジを編んでる実演があったり、二階に上がると実際に養蚕をしていてなんなら(私は絶対やらないけど)お蚕さんに触れるという男子には心躍るような展示というか体験ができます。
囲炉裏の煙で家の中すべてが黒くすすけてる感じがまた郷愁を誘うというか。

で、下の子はまだベビーカーだったので、オットと上の子がまず家の中に入ったのですが、その間私は邪魔にならないように入り口からちょっと横にどいて、縁側の木陰のあたりに待機してました。

そこにはちょうど農機具である「とうみ」が置いてあってお子さんたちがハンドルを回して遊んでいましたが、特になんの説明書きもなかったので、ハンドルを何回か回したら飽きちゃって他へ移動するということが数回ありまして。

そこへオットと上の子が戻ってきて「Mummy, what is this?(これなぁに?)」と聞いてきたので「これはお米の選別をする機械なんだよ。ここで風を作ってここから収穫したお米を入れると、ちゃんとしたお米は重いから手前に落ちるけど、ゴミとかスカスカのお米は軽いから飛ばされてこっちから出るようになってるの」などと英語で説明をしていたら、私の背後で10人くらいの外国人観光客が真剣に聞いていてすっごい驚いた、というウソのようなホントのお話。

ガイド料取ればよかったかしら…

↓年寄りに肉の塊は買って帰れませんでしたが、こんなようなのをお土産にしたら喜ばれました↓

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ワラジづくり。


白状すると「とうみ」って名前はすっかり忘れちゃってたんでさっき調べたんですけどね。
でも社会科に関しては数学よりもまだ覚えてたみたいです、私。