英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

夢のある投資

ちょっとだけ「その手があったかぁ!」と思ったニュースネタです。

BBCウェブで見つけたのですが、とある男性がお父さんから毎年お誕生日にもらっていたウィスキーを売って家を買うためのローンの頭金にしたそうです。
その額£4万!(約560万円)
28年間で費やした額は£5000だそうですので8倍ですよ、8倍。

イギリスでは「The Bank of Dad and Mum(パパ・ママ銀行)」と言って、子供が家を買うとなった際に親が頭金に色をつけることが多々あるのですが、最近はそれをするとローンの査定が悪くなる、もしくは承認が下りないこともあるらしいというニュースをどっかで聞いた覚えがあります。
ながら聞きだったので詳しくは覚えてないのですが…

まあ、そんな状況の中、お誕生日プレゼントとして28年をかけてコツコツと(?)息子に£5000を投資したお父さんは先見の明があるというか、これだと息子が自分のものを売ったお金を頭金にあててるわけですから銀行もケチをつけられないですし、マネする人が出てきそうですよね。

日本のウィスキーもすでに市場価値がかなり上がってるみたいだし、ヴィンテージに価値が出るものだったら他のものでもいいでしょうし、何よりも夢があっていいなぁ、なんて。

うちは私もオットの方も親からの金銭的な手助けがなくここまできてるので、正直もらえる人たちに対しての嫉妬心がないとは言い切れない、というかぶっちゃければ「羨ましい〜!むきぃぃ〜!」ではありますが、ないもんはないんだからリアルでそれを言うことはないですし、それよりも自分の子供たちのことを考えたら「そのとき」に手持ちの現金がないかもしれないけど、なんかしらの役に立てそうなものを準備してあげたいという親心も理解できるようになったのでちょっと考えさせられる記事でした。

↓こういうのも投資になるかもしれないし?↓