BBCのニュースサイトで、先日から私が勝手に熱くなっている和食関税引き下げのお話が出てました。
BBCの人気番組であるGreat British Bake Offがちょうど「Japan Week」だったので、挑戦者たちがこぞっておしょうゆを使っていたことから、Department of International Trade(国際貿易省)さんが「いっぱいおしょうゆ使ってたけど、今後安くなるからよかったね」みたいにツイートして、それに消費者が反応してちょっとした論争が巻き起こったそうです。
現在イギリスに入ってきているおしょうゆは、EUと日本が取り決めた関税に基づいているので来年直接取引を行うことになっても大して値段は変わらないじゃないか!ってことらしいです。
で、それに対して国際貿易省さんは「でもこの合意がなかったらWTOの基準値になるから、そう考えればおトクですってば」みたいに回答し、そこでBBCの賢い記者さんがホントかどうか色々調べた結果、現在イギリスで流通しているおしょうゆの58%は中国で生産されてイギリス国内で瓶詰めされているもの。
20%はキッコーマンブランドのものですが、オランダ、って言ったらダメなんでしたっけ?ネーデルランドの工場で作られているものなので、EUからの輸入品。
残りの22%のほとんどは、スーパーマーケット各社が独自で製造しているものなので産地はそれぞれだそうで、日本から直輸入されているおしょうゆは本当にわずかなんだよ、と、私をちょっぴり悲しませるようなことを暴いてくれました。
でもでも!
大手スーパーマーケットで取り扱っているおしょうゆについて調べてるっぽいですけど、日系食料品店のおしょうゆについては言及してないし、ここでは直輸入物のおしょうゆを取り扱ってるわけで…
お店のオーナーがどういう値段設定をしてくださるのか、ですかね…
↓あら、カワイイ↓