英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

ダイエットは明日から

2週間ほど遡った話題なんですけどね。
イギリス政府が規模の大きなレストランチェーンに対し、メニューにカロリーを表示するように指導したってことですこーしだけ騒ぎになってました。
日本人の私としては、割と”当たり前”だと思ってしまってたんですが、それに対していろんなご意見が出てるようで。

www.bbc.co.uk

一説によるとイギリスでは3人に2人(!?!)が基準値以上の体重っていう超肥満大国な訳でして、肥満が原因による疾病を抱えている人がNHSの予算を圧迫している、なんて現実もあります。
それにテコ入れしようってことらしいんですけど、摂食障害について「カロリーが書かれていることでますます不安にさせられる可能性がある」と反対意見も出てきております。

いやぁ、両極端だなぁ。

なんて呑気に考えちゃうのは私がギリ肥満手前で踏ん張ってるからかもしれないですけど、もっと無責任なことを言えば、どっちの意見も大事だからこそ、子供の時からちゃんと食育するべきなんじゃなかろうか、と。
たまにならいいですけど、給食でピザやらチキンナゲットを週に1度は出す時点でダメダメでしょ。
さらには、低所得家庭の場合、安価でお腹が膨れる高カロリー食に偏りがちだから外食チェーンだけ叩いても意味がない、なんてご意見もありまして、だからこその食育。

日本の外食産業なんてイギリスの比じゃないくらい”早い・安い・うまい”なのに、肥満の比率は桁違いなわけで、何がそんなに違うんでしょうかねぇ?
やっぱ「食育」だと個人的には思ってるんですけど、テレビのグルメ番組も、イギリスの場合は「こんな豪華な!エキゾチックな!美しいお料理!」みたいなのばっかりで、BBCが土曜のお昼にやってる「Saturday Kitchen Live」ですら、めんどくさがりなご家庭では絶対やらない微妙に手の込んだ、冷蔵庫に常備してない食材ばっかり紹介してますからね。
これはこのワインに合わせて〜、なんてのじゃなくて、おかずのクッキングとか3分クッキングとか、家庭でちょちょいとできるものをもっと紹介した方がいいと思うの。

あと薄切りお肉を普及させるともっとたっぷり野菜を使って食べられるからいいと思うの。
義父が来た時に青椒肉絲を出したらめっちゃ感動してて、大皿を一人で半分くらい食べてたもん。
野菜を完無視する”あの”義父が、ちゃんとピーマンも、義父にとっては未知の食材であるタケノコすらもよけずに食べてましたから。

って、万年ダイエッターの私が偉そうに言うことじゃないでしょうけどねぇ〜(ρω< )⌒☆

↓ジェイミー・オリバーに送りつけようかな…↓

関係ないシリーズ。ここはちゃんと「Wine Red」表記でいいと思うけど…パッと見たときギリシャ語かなんかかと思っちゃったもん。