英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

DIY日記。

何度も言ってますが、イギリスに来てすぐについた職は不動産屋さんでした。
そこでイギリスの家についてOJTじゃないですけど色々と学ぶことができて、ぶっちゃけイギリス人のオットよりも詳しかったりするので、密かに自分の家の管理にも自信があったのですが、先日、キッチンの蛇口がなんというか、Out of control。
水もお湯もちゃんと出るのですが、あっちこっちに飛び跳ねて流し台から床どころか、私のおなかのあたりもびっちゃびちゃ。

蛇口をよくよく観察してみると、蛇口の先端部分、水が出てくるまさにその場所にあるべき「網」がいつの間にやらどこかに流されちゃってたようで見当たりませんでした。
なので、ポンプで水圧を上げてるから勢いがあまりまくってそこらじゅうを水浸しにしちゃってたようです。

もと不動産屋の物件管理部員、意地でも直してやろうと思ったのですが、そもそもこの部品がなんていう名前なのかすらわからない…
そこで頼るのはもちろんGoogle先生ですよ。
「Tap parts name(蛇口 部品 名前)」で検索してみたらあっという間に出てきました。

日本語では整流板というらしいですが英語では「Aerator(エアレーター)」って言うそうです。
空気を混ぜて水圧を調整するらしいです。
ひとつ賢くなったぞ、と思いながらもかえす刀でAmazonさんで商品を探すべく採寸をしてみたら、どうやらあんまり一般的でないサイズだったようで探すのに苦労しました。

お届けまで3日間って言われて、待っている間にも水ハネにイライラしながらも洗い物をしていたのですが、注文から2日で届けてくれて、早速取り付けてみたらそりゃもう文明ってヤツのありがたみを目の当たりにして拝みたくなりました。

販売者さんにはAmazonの方でもよい評価をつけさせていただきましたが、とても嬉しいのでここでも喜びを垂れ流してみようと思います。
蛇口だけに。

ダジャレはともかく、ネジ式で取り替えも簡単ですから、水ハネでお悩みの家事担当のみなさま、整流板もしくはAeratorの交換は本気でオススメします。
費用も送料込みで£7だし。
正直、古いのを取り外して内側を見たら…うん、その先はご想像にお任せします。
きっとすぐさま交換したくなること請け合いです。

石灰が固まって取りづらい場合には、キッチンペーパーをぐるぐる巻いてお酢をダイレクトにたっぷりめにかけちゃって、蒸発しないようにラップを巻き付けて一晩放置すればスルッと外れますよ。

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これを変えただけで幸せになれるって素晴らしい。

 ↓ホントはこれが欲しかったんだけど、うちの蛇口サイズの取り扱いがなかった…↓