英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

イギリスの水質

コロナでは困り果ててますが、少なくとも水不足で困ることはなさそうな天気が続いているUKです。
つい先日には嵐が来てそこらじゅうを水浸しにしてくれましたし、今日も一日中霧がかかってて水分豊富です。
そのせいなのかなんなのかここ1週間くらい結露がひどくって、毎朝窓の水分を拭くところから1日が始まる感じです。
室内と外の気温差も激しいんでしょうけどね。

で、話は逸れるんですが、夕飯の支度を始めた頃に誰かが我が家のドアを叩きました。
配送にしては遅い時間だし、なんだろう?と玄関を開けてみたらうるさ隣のお姉さんが立ってました。
挨拶もそこそこに「変な質問なんだけどね。お宅の水道水、鉄っぽいような変な味しない?」なんて聞いてきました。
確かに変な質問です。

我が家の水道事情は過去に何度も書いてますが、大本の供給はお隣数軒とシェアしてますので、水自体は同じモノ。
味が違うってんなら大本の水道管から別れたお隣さんへの供給管に違いがあるのかもしれないですが、お兄さんは「別に変じゃない」と言ってるそうで。
うるさ隣さんを挟んだご近所さんも「味に変わりはない」って回答で、不安になったお姉さんがうちにも突撃してきたみたいです。

こうなると考えられるのはふたつ。
まずはお姉さんが妊娠して味覚に変化が出た可能性。
なきにしもあらずですが、こんなセクハラ?マタハラ?を堂々とやってのけるほど神経図太くないのでそっと言葉を飲み込んでおきました。
もうひとつは、彼女の実家近辺と我が町では水質が違うという事実です。
うちの町はロンドンと同じく「The 硬水」の地域でして、彼女の実家は軟水と硬水の中間地点なのでもうちょっと柔らかいお水の地域なんですね。
水の質が違えば味も変わってきますので、しばらく実家に滞在して慣れ親しんだお水の味と比べてしまったんじゃなかろうかと邪推してみました。

が、実家に帰ってたことを認めていない彼女にそれを言っていいのかどうかもわからなかったので

「うちはBritaを使ってて水道水を直接飲まないから細かい違いはわかんないわ〜」

と、一応事実を伝えておきました。
お姉さんはもう数日様子を見てみると言って会話は終了しましたが、またこっちの水に慣れれば違和感もなくなるんじゃないかな?

イギリスって一言でいっても、地方の訛りだけじゃなくて水質すら一定じゃないから面白いですよ。
ご参考までに2019年7月のExpress紙に書かれてたイギリスの水質についての記事をのっけておきます。
記事を読まなくても下の方に地図があるのでそれで違いが一目瞭然ですよ。

www.express.co.uk

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