英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

ツンデレ?

上の子のクラスメイトのLちゃんの弟のDくん、新生児の頃から送迎時にお目にかかっているんですが最近すっかり大きくなって、ベビーカーもほぼ卒業してお迎えの際には徒歩で学校に来てます。
これがまた乳児の頃からものっすごいシャイ・ボーイで、目を合わせないくらいなら全然いいんですが、下手したら悲鳴、というか悲鳴を超えた超音波を発するタイプの拒否っぷり。
私だけにじゃなくて誰にでもそうなのでまだちょっと救いがあるんですが、笑顔で挨拶しても悲鳴が返ってくるってのは地味に傷つくんですよねぇ…

そんな子が、9月の新学期にお迎えの時間に久々に会ったら人見知りが緩和されてて、むしろ真逆の方向に進んだらしく、積極的に私に絡んでくるようになりました。
ナーサリーで描いたという絵を見せてくれたり、自慢の恐竜さんの長靴について語ってくれたりするもんですから、おばちゃんついつい顔が綻んでしまいます。
まあ、他人の子って何言ってるかよくわかんないですけど、そこはホレ、適当に合わせてさ。

そんな感じなのでママさんともそこそこお話をするようになりまして、あちらも私を「上の子ちゃんのママ」ではなく、ちゃんと「しゃーくちゃん」として覚えてくれて、待ち時間とか、道でばったり会えばそこそこ仲良く立ち話するようになりました。
しかし、ママさんもLちゃんも私を個人名で覚えてくれてるのに、Dくんは私を見つければ文字通り擦り寄ってくるくせに、まだ私の名前を呼んでくれないのがちょっとだけ気になってまして。

昨日のお迎え待ち時間にやっぱり擦り寄ってきたので「Hey, D. It's me! Shark-chan! Say it? Shark-chan.(やあDくん、私だよ、しゃーくちゃんだよ。言ってみ?しゃーくちゃん)」と誘導してみたら、ママさんも一緒になって「You know her well. It's Shark-chan!(あなたもよく知ってるしゃーくちゃんよぉ)」と乗っかってくれました。

するとDくん、ちょっと遠くを見つめながら、いつもの子供っぽい喋り方ではなくハッキリとした発音で「Yes, I know it...(うん、知ってるよ)But it's not a time yet...(でもまだその時じゃないから…)」などと、アンニュイな感じでため息まじりに名前を呼ぶことを拒否られてしまいました。
…なんか憑依した…?

ちょっと傷つきつつも、これはこれでなんとなく”ご褒美感”があるのはなぜだろう…
っていうか「その時」はいつ来るんだ?
おばちゃん今からワクワクすっぞ!

↓Dくん、育てば多分エドガーな見た目なのよぉ↓