英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

オネェ様に教えられたこと

普段はあんまりテレビを見る方ではないのですが、昨晩子供らが寝たあとでBBCをつけてみたら、トップに「RuPaul’s Drag Race UK」があってついつい視聴してしまいました。

この夏BAで日本に帰省した時に機内エンタメであったけどどんなんかなー、くらいのノリで。

真のドラァグ「クイーン」の称号を賭けてオネェ様たちがきらびやかに競い合う番組なんですが、初っ端からちょっと衝撃。

まずは出演者たちが一人ずつ出てきて自分のことを語ったり、控え室で他の出演者たちと交流を深めていたのですが、一番最初に登場したBaga Chipzさんがナジャグランディーバさんに似ててそればっかり気なっていたところに、何番目かに登場したScaredy Katさん。

ご本人はゲイではなく女性と付き合っているというのはまあ別にいいんですが、その彼女もドラァグやってるって言ってて目からウロコですよ。

女性でもやってるんだ、ていうかOKなんだ、と。

でも、言われてみればあんだけがっつりメイクしてたら性別は不明だよなー、とか、レインボーな世界で性別は超越してるのかな、とか、出演者とは関係ない方向に思考が取られちゃいました。

そんな間にもオネェ様たちは会話を弾ませていて、その中で誰かが「What is your boy job?」って質問してて、やっぱりドラァグだけじゃ食べてけないのかぁ、とか、「女子会」って言葉並みに「boy job」のboy部分がちょっと引っかかったりとか。

まあ、Boy Georgeは永遠にboy だし少年隊と同じだね、と 脳内の迷宮をさまよっていたところでいよいよコンテストのための準備に取り掛かり始めたオネェ様たち。

メイクをしながらもおしゃべりに興じているオネェ様の手に握られていたのは、こんなシーンで見るとは夢にも思わなかった「スティックのり」ですよ。

どうやらそれで既存の眉毛を消して上から別の眉を書くらしく、あとで検索してみたらコスプレなさる方々には常識だったみたいで、あんなにびっくらこいてた自分がちっぽけに感じました。

間も無く訪れるハロウィンでやってみようかな?と検討中です。

とりあえず知らないことをたくさん教えてくれた「RuPaul’s Drag Race UK」でした。

↓文具としてはコレを愛用してたんですが…↓