今朝のテレビでの報道はBrexitばっかりで、即位礼正殿の儀については全然触れていませんでした。
Web版のBBCにはちょこっと出てましたけど。
まあ、遠くの国のCoronation(戴冠式)よりも、身近なBrexitの方が心配でしょうね、そりゃそうだ。
Web版の記事も、5月に即位してるのになんで今更?みたいなことが書かれてて、それでも日本人にとってはこの式は大変重要なんだ、と言った論調で締め括られていて、勝手に分析しないでくれよ、と。
祭りが好きなんだよ。めでたいことはいいことなんだよ。
と言うわけで私のワクワク感とは裏腹に、こちらは当たり前の日常が始まりました。
そして私がニュース映像ばっかり見ていたので下の子がデモを開始してしまい、しょうがないからお気に入りのCBeebiesのSarah & Duckに変えてお静まりいただくことにしました。
この番組はサラという女の子とカモが一緒に暮らしていて、たくさんのお友達と色んなことについて考えたり、問題解決をしたりする内容です。
けっこうかわいくて私も嫌いじゃない番組です。
ナレーターがロジャー・アラムで、彼の声も結構好きなんですよねー。
そして、登場人物の一人のジョンという、フラミンゴと一緒に生活をしている男の子が日本人という設定で、畳のあるおうちに住んでいて折り紙をしてたり、ペットのタコを紹介したりします。
畳の上に靴のままで上がっているのはご愛嬌ですけど。
他にもHey Duggeeという番組があって、日本ネタがちょこちょこ織り交ぜられていたりします。
どちらの番組も上の子の時代から見ていたので、キャラ全員覚えてますし、歌も歌えちゃうので自慢…にはならないですね。
結構日本びいきなところもあるので見ていてうれしくなったりもしますし、子供が日本に興味を持ってくれることもあるのでありがたいです。
そして気がついたんですけど、最近上の子がアメリカのアニメをちょこちょこみ始めるようになったんですが、当たり前ですがアメリカ英語なんですよね。
BBCの方は当前ですがイギリス英語で、幼児向けといえども「Well I never!(驚いた!)」とか言っていて、アメリカの方は同じ「驚いた」でも「Holy moly」みたいに言っていて、いわゆる「悪い言葉づかい」からの距離がさほど遠くないような気がしてしまいました。
どっちがいいとか悪いとかは、私ごときがどうこう言えるものではないですが…
喋り始めたばっかりの幼児が「Well I never!」っていうのも、変と言えば変な気もするし、こちらがどんなに避けてもいつかどこかで覚えてきてしまうでしょうから、どう折り合いやら線引きやらをするか考えても答えが出てこないため、とりあえず子供らはイギリス人でもあるので今日もCBeebiesにお世話になっています。
↓日本にもいた! ↓