英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

気がついてしまいました

令和元年10月22日。

おめでたい日です。

即位礼正殿の儀が行われる日ですよ。

ライブで見るのは時差の関係でちょっと難しいので、NHKワールドとか、政府広報あたりで動画配信しているだろうと検索をかけてみることにしました。

案の定あちこちで配信する予定とのことだったので、あとは時間を見つけるだけだなー、などと思っている矢先に気がついてしまいました。

即位される方は当然違いますが、私、この儀式自体を見るのが二度目だということを。

昭和初期生まれの私の祖母と同じ回数じゃん!

でも、大多数の日本国民が昭和生まれで二度目だろうから、けっして取り乱すようなことではないんですが…それにきっと三度目って御長寿さんだっていっぱいいるはずさ…

なんて考えていたら、昭和64年/平成元年当時の思い出がブワーッと蘇ってきました。

当時、イギリスではどんな風に報道されてたのか、オットが覚えているのなら聞いてみようと思います。

イギリスからはチャールズ皇太子とダイアナ妃がいらしてたはずですから、こっちでも大なり小なり報道はしてたでしょうし。

当時の私は、ダイアナ妃のCurtsy(カーツィ:お辞儀)がものすごく低くて大変そうだな、と思ってたんですよね。

「お互い背が高くて大変よねー」と勝手に親近感を覚えたもんです。

ダイアナ妃といえば、離婚なさって日本でもセンセーショナルに報道されていた時期、バイト先の社員さんとたまたま駅でばったり会ったので、一緒に店まで歩いていく途中で話題にのぼりました。

彼女は「私あの人嫌い!」と吐き捨てるように言うので理由を聞くと、「だって、慈善活動だ地雷除去だなんてやってるけど、着てる服はいつだって超一流!パーティなんてすっごいドレスにでっかい宝石つけて着飾っていい車に乗ってボディガードつけて!金持ちだってのを見せびらかしてるだけじゃない!」と、とにかく彼女が身につけているモノや資産への批判しか出てきませんでした。

ダイアナ妃って国家だ伝統だってめんどくさい物も背負ってらして、そんな人が小汚い格好して一人でウロウロしているところをテレビやらに報道されるわけにいかないでしょって喉まで出かかりましたが、社員さんは多分そう言うことを言ってるんじゃないんだろうな、と、野暮なコメントは入れずに黙っておきました。

だってバブルはとっくに弾けてしまったんですから。

それにきっと、ダイアナ妃もプライベートな日の自室では、息子たちの学生時代のジャージとか着てたはず。

うちの母も、私の中学時代の青いジャージをちょっと前まで庭仕事用の作業着にしてたし。

ジャージの強度ってすごいですよね。

God save the tracksuit! ↓