本日、イングランド対ニュージー戦があるため、いつもはオットが上の子の習い事の送迎をしているところを、急遽私が行くことになりました。
選手入場の所で家を出て車に乗り込むと、ちょうどラジオではニュースが流れていました。
イングランドはニュージーランドと過去に16戦して1勝しか納めていない、というかなり悲観的なことを言っています。
負けても言い訳できるように伏線張ってるわね?などと思いつつ聞き流し、スポーツ会館へ到着しました。
いつもは駐車場が満杯なのにちらほら空きがありました。
会館の隣のラグビー場はいつもなら練習してる人たちがいるのに、今日は空っぽ。
そして会場内では、いつもは大体お父さんが8割くらいを占めているのに、今日はお母さんが8割くらいを占めていました。
ラグビーはサッカーほど熱がないとは言え、準決勝ともなればやっぱり違うんだな、というかうちのオットがその一人じゃん、などと思いながらレッスンを見学し、その後おやつを食べて戻ってみると、オットはテレビの前に出かけた時と同じ姿勢で座ってました。
テレビを見てみると後半残り7分でイングランドがリードしてるじゃないですか。
そしてそのまま勝ってるし。
ちょっと予想外って言うと失礼ですが、びっくりしました。
これで思い出したのが、種目は違いますがこの夏にあったクリケットのワールドカップです。
決勝の日、我が家はオットの実家から車で帰ってくる所でした。
出発したのが遅かったので、高速のサービスエリアで夕飯を取ることにしました。
そのサービスステーションには天井からかなり大画面のテレビが吊ってあって、いつもは渋滞情報とか普通のニュースが流れているんですが、その日はクリケットの試合が映されていました。
席があるかな?と見回していると、ちょうどテレビの真ん前あたりが空いたのでそこに座り食事を始めました。
混んでいるフードコートですから居心地がいいわけではないんですが、その日はなんだか妙な雰囲気なので周りを見回してみると、どの家族のお父さんも画面に釘付けで、つまり我々の方を見ているような姿勢。
テレビを見てると理解はしてても、なんだかちょっと気持ち悪いというか…
早く食べて出ようかな、と思っているその時にどうやらイングランドが優勝を決めたようで、野太い声がフードコートにこだまし拍手が湧き起こりました。
そしてあっという間に三々五々トレーを片付けて皆さん出て行って、すっかり閑散としたフードコートに残されて、それもそれで居心地が悪い、という体験をしたことを思い出しました。
インド系の方々のクリケットへの熱の入れようも再確認しつつ、スポーツって面白いな、と思った出来事です。
↓私は食欲の秋で↓