英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

私にはママ友がいない(2)

相変わらず、子供のお迎えの時間にクラスメイトの子たちにあれこれ報告を受ける日々が続いております。

子供には好かれてるけど、ママさん方とは相変わらず会釈でご挨拶する程度なので、どうにか距離を縮めたいところです。

まあ、保育園の頃ほど時間に追われているわけではないですし、子供の突拍子もない話を聞くのも嫌いじゃないので、ゆっくり歩きながら話を聞いたりツッコミを入れたりしてます。

昨日の下校時間にいつものように校庭で子供が出てくるのを待っていたんですが、うちの子が出てくる前によく私に声をかけてくるAちゃんが出てきました。

なんの脈略もなく突然「You are Japanese, right? Can you do KARATE?(おばちゃん日本人でしょ?空手できる?)」と聞いてきました。

格闘技はやったことないねぇ、と答えたところ、空手のレッスンを受け始めたんだ、と続けてきました。

「You know, like Bruce Lee! (ほら、ブルース・リーみたいに!)」と、空手チョップを繰り出してきたので「その人は空手じゃなくてカンフーの人だよ、でもブルース・リーなんてよく知ってたね」と優しいツッコミを入れてみたら、どうやらお父さんがブルース・リーがお好きなようで、一緒に映画を見たことがあると言ってました。

いたずら心が湧き出て、「Tell your daddy this then he will love it “Don’t think, FEEL”(これ言ったらお父さん喜ぶよ、“考えるな、感じろ”って)」と何気なく言ってみたところ、お迎えに来ていたAちゃんのお母さんに大ウケしました。「He sure will!(絶対気に入るわよ!)」って言ってもらえてちょっとうれしかったです。

イギリス人女性にもブルース・リーのネタが通じることもあるんだという発見をしましたが、きっと誰にでも使えるネタではないでしょうから調子に乗らないようにセーブしときます。

というか、たぶんこれは特殊例でしょうし。

しかしこれでAちゃんのお母さんとの距離を縮めることができたのか、ただ単に「変な人」のレッテルが貼られただけなのか、気になる結果が出るのはまだもうちょっと先になりそうです。

ママ友ゲットの道のりはまだまだ続く。

↓「お兄ちゃんがヌンチャク持ってる」子、クラスに何人かいませんでしたか?↓