英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

ソワソワ暗躍

来週の水曜日にロックダウンが一応解除という運びになってるのですが、それじゃその後どうするのか?ってことで迷走してます、イギリス。
クリスマスのことも視野に入れて新しいルールの発表もあったのですが、コレが非常にわかりにくくて…

  • 12月23日〜27日の間限定で3家族までなら一つ屋根の下に集まってもいい
  • 居住地域内のみの移動でなく、全国どこへ移動してもいい
  • パブやレストランで集まってはいけない

みたいな感じで大枠のルールがあって、さらにそこに

  • 離婚家庭の18歳以下の子供は二つの異なるグループを行き来してもいい

とかちょっとした配慮?も入ってきてますが、じゃあ自分の場合はどうなるんだ?ってのがわかりづらくて、お迎えの時間にお母さんたちがアレコレ雑談しながらため息をついてました。

だってさ、夫婦ともに一人っ子だったとしたらそれぞれの両親を呼んでクリスマスディナーができますが、それぞれにきょうだいがいて各自が家族を持ってたとしたら、その中から「バブル」をどうやって作るのかを厳選しないといけないわけでしょ?
みんながみんな同じ地域に住んでるわけでもないし、と。

私の家族は日本にいるので最初から考慮に入れる必要もなくその点は楽ですが、例えば義妹ちゃん家族は義両親の家の近所に住んでるし、義妹夫くんのお姉さんご夫婦が隣町でいとこ同士で頻繁に遊んで、お父さんはニュー奥さんとポルトガル住まいだからいいとしても、お母さんとニュー旦那さんがやはり隣町にお住まいで孫に会いたいわけで、義両親、お姉ちゃん、お母さんの選択肢から誰かを脱落させないといけないんですよ?
その選択をさせるのは酷じゃない?

うちはもう行かない選択をしてますけど、これでうちも義両親に会いに行く!ってなったら義両親はうちとバブルを組むことになり、義妹夫婦が義両親に会うとしたら、旦那さんサイドは全部脱落しないといけなくなる。
もしくはうちを選択してしまったために義両親は義妹家族とは会えなくなるかもしれないって、色々不公平になっちゃいませんかね。

そこまできっちりみっちりルールを守るイギリス人が果たしてどれだけいるのか、ってのが争点になってくるのかもしれないですけどね。
ちなみに義妹夫くんはお母さんのニュー旦那さんとは「作り笑いなおつきあい」だそうですので、私がとやかく気を揉むまでもなく彼らの「バブル」は出来上がってて心配する必要は微塵もないですが、学校で聞きかじったお母さん方のグチでは、家族内で静かな戦いが繰り広げられてる印象を受けました。

クリスマスってめんどくさいわ〜。
うちは「今年は行かないね〜」と堂々と言える環境でラッキーなのかも?

↓雰囲気だけでいいよ、もう…↓