英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

もうやだ。

なんか…ニュースでは毎日戦局を逐一生放送で報告してて、私の頭の中もそのことでいっぱいになっております…

下の子の学校でも、校長先生からのメールで「支援物資を学校で集めて送れるように日時を設定したので、医薬品や赤ちゃんのためのもの、また女性の生理用品などをご寄付ください」って言われたので、新品でストックしてあるお薬とかを持っていこうと思ってます。

朝のニュースでルーマニアポーランドの国境地帯と中継を繋いで、国境を無事に越えてきた人たちの映像やインタビューを放送してまして。
そこで19歳だという女性がインタビューを受けてたんですよ。
記者が「お一人なんですか?ご家族は残留されたんですか?」と率直な質問をしたら、彼女は「はい。家族の中で誰か一人でも確実に生き残るようにと私が送り出されました。家には両親と兄と姉が残ってます。」なんて言ってるし…
さらに記者が「長旅を終えて安全な場所に到着しましたが、プーチン氏に言いたいことはありますか?」と聞くと

「No, but I will take him down with my own hand.」

と真っ直ぐに記者を見つめて明瞭に答えました。

記者:「Oh... with your hand?」
お嬢さん:「YES」

19歳のお嬢さんになんてことを言わせてるんだ…と、あまりにも悲しくなってしまったので耐えきれずにテレビを消しました。

柔らかい意味で捉えるならば”Take one down”とは「失脚させる」って意味ですが、彼女の目はそっちじゃなくて「ぶちのめす」を通り越して「ぶちコ◯す」の方のニュアンスだったんですよ。
だから記者が聞き返したのは「え…素手で…?」だし、彼女の返事は「もちろん」になるかと。
平時ならギャグですが、彼女の表情が大真面目だったのが彼女が掻い潜ってきた狂気を感じさせる…

避難シェルターになってる地下では、未就学と思われる子供たちがレゴで遊んでる風景が映し出されましたが、作ってたのは巨大なライフル…
こんなんばっかりで悲しすぎてここ数日ホントにツライです…