英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

冬至だったのね

本日21日、コロナワクチンのブースターを朝っぱら(10時)から打ってまいりました。
ロンドンのあたりではWalk-inのワクチンに3時間待ちとか先週あたりにニュースになってましたが、私は予約を取ってあったのでそのまま大人しく待って行ってきました。

今回は町の薬局でやってもらったのですが、待ち時間もまったくなく、氏名生年月日、アレルギーの有無などの基本的な質問だけされて速やかにモデルナのワクチンを打たれて終了でした。
所要時間としては10分くらい?早すぎてびっくりです。
帰り間際に確認したらコロナの簡易テストキットも入荷してるってことだったので、それも入手し、昨日とはうってかわって朝から幸先のいいスタートでした。
先週はひたすら薬局を梯子してもどこにも在庫がなかったですから、嬉しさもひとしおで。
しかもそれだけじゃなくて、上の子が2年生の時に転校しちゃった男の子がお母さんと一緒に薬局にきてて、私を見つけて向こうから声をかけてくれたのがかなり嬉しかったです。

家に帰ってお昼を食べて、あまりにもドロドロになってる車を洗車しに子供らとお出かけしてスッキリして帰ってきたのが3時ごろだったんですが「なんか今日は曇ってるからか、やけに暗いねぇ」なんてオットに声をかけたら「そりゃそうだよ。今日は冬至(Solstice)だもん。」と言われて納得。
ってことは、これからは日が長くなるわけで、朝に引き続きちょっと気分が上がるお知らせが入ったってことで。
まあ、まだしばらくは寒いし暗いけど、これ以上暗くなることはないんだって思うだけで既に心は春ですよ。

”よい知らせ”といえば、うるさ隣さんが「今日から***(常夏の島)に行ってきまーす❤️」っておでかけされてましたが、この時期に海外旅行を強行するのって色んな意味ですごいなぁ、と。
彼らは春を通り越して夏に飛び込みに行くわけですが、帰って来れるのか…?と、他人事ですが心配になっちゃいました。
しかしこれはつまり、クリスマスも大晦日もお隣でパーティは開催されないという朗報。
サンタさんから早めにプレゼントをもらってしまったようです、私。うふ。

で、朝打ってきたワクチンですが、夜の時点で特になんの副反応もないです。
強いていえば左腕がちょっとダルいですけど、注射したんだから当然といえば当然ですね。

↓コレであったまりたいわぁ↓

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道っぱたに子供の字でメッセージがあってこれまたいい雰囲気。

支離滅裂

子供たちが冬休みで、紙粘土で工作がしたいと言い出した上の子のために隣町のディスカウントショップへ行ってきました。
大きめのSainsbury'sがあるのでそっちがメインだったんですけど、同じリテール・パーク内だったので。

いやぁ、行って後悔しましたね。

まず、クリスマス前ですからプレゼントを求めてくる人が平日の日中だってのに結構いて、狭い通路ですれ違うのも一苦労。
正直Sainsbury'sだって多少の混雑はあったんですよ?
でもそれ以上に、Sainsbury'sでは9割がたのお客さんがマスクをつけていたのに、こっちのディスカウントショップだと7割切ってるくらいしかマスクをしていない…
夫婦揃ってマスクしてないとか、家族全員ノーマスク、挙句の果てには店員さんもだからね。

あんたたち!
ニュースで毎日毎日言われてるんだから、自分の半径5mだけで判断しないで、己のため、そしてそのプレゼントを贈る人のためにもマスクしなさいよ!
と、叫びたい衝動を抑えて紙粘土を探すも、無惨にも在庫切れでした…
嫌な思いして行ったのに何も買えずに終了という、非常に悔しい結果で。

日本の家族や友人から「イギリスでオミクロンが猛威をふるってるって聞いてるけど大丈夫?」なんてちょこちょこ連絡が入ってて「今のところ大丈夫よ〜」なんて返事してるんですけど、このままだと年内に大丈夫じゃなくなりそうで、なんとも言い難いやるせなさを感じております。

と、愚痴だけだとアレなので、本日の上の子の名言。

「What have you done to my Miso Soup!(私のお味噌汁に何してくれたの?!)」

いや、そろそろケールを使い切りたかったから、特に何も考えずにお味噌汁の具にしてみただけの話なんです。
温め返す際に刻んだケールを投入するだけで非常に簡単なんですが、苦味はないし、色がとても鮮やかな緑で私は好きだったんですけど、キャベツとか玉ねぎとかの地味な色合いのお味噌汁に慣れてた上の子には衝撃だったようで。
微妙に私のツボに入ってしまい、今夜はずっとこれで思い出し笑いしてます。
写真撮っておけばよかったわぁ。

↓味噌も発酵食品だから免疫力上がるかしら?↓

無茶振り(義)ダディ①

夏以来、久しぶりに義両親に会って参りました。
義母の髪の分け目が真ん中から左に変わってただけで二人とも相変わらず元気でよかったです。

なんせクリスマス・シーズンですから、我々が行ったパブも予約でほぼ埋まってまして、取れた時間が夕方4時半スタートという微妙な時間だったんですが、外は真っ暗だし、席はほぼ埋まってるしでなんとなく気分はディナータイム。
義父は運転があるからと飲むのは控えてましたが、オットは私が運転する前提で楽しく飲み始めました。

義母とおしゃべりをしながら子供の様子も伺って料理を待っていた際に、隣に座っていた義父がなんの前振りもなく「しゃーくちゃん、日本のジョークってどんななの?」と聞いてきました。
はい?
それは日本語のジョークを言えということでしょうか?
それともお笑いの種類の説明をしろということでしょうか?
質問の意図がわからずにオロオロしていたら「いや、しゃーくちゃんは日本語はもちろん英語のジョークも理解して笑うじゃない?だから同じようなものなのかなって。言葉遊びのジョークとか例え話のジョークとかそんな感じなのかなと思ってさ」とさらに詳しく聞いてきました。

いやぁ…アチシ、その場のノリでジョークは言うけど、ちゃんと考えて発言してるわけじゃないからわかんないッスよ…
しかも、義父からは見えないでしょうけど、私の斜め向かいの席に座ってる初老のご夫婦が興味津々でこっちをチラ見してるし…プレッシャーが…
意を決して

「Oh, dear father. Don't you know asking someone to explane a joke is categorised as touture by International Court of Justice?(ああ、お義父様。ジョークの説明をさせるというのは国際裁判所の規定で拷問に分類されているのはご存知かしら?)」

などと大仰に言ってみたら義父は満足して笑ってくれたのですが、初老のご夫婦はちょっと肩をすくめて目を逸らしてるし。
勝ち負けで言ったら引き分け、かな?

私が普段彼らのことを”お義父さん・お義母さん”と呼ばない、というかそう呼ぶのを禁止されているのを知らない人には通じないので、究極の”内輪ネタ”なんですけどね、これ。
義母がね。
初めて会ったその日に「私はあなたのお母さんじゃないんだから、Motherなんて距離のある呼び方はしないでね?私たち(義父母)のことは名前で呼んでちょうだいね?」って言ったのがちょうど19年前だからある意味タイムリーヒットでした。

↓おっさんにはウケるのにママさんにはウケない原因は義父のせいかもしれない…↓

準備完了!

先日Sainsbury'sに行ったら、この人がセール価格最安値の50ペンスだったのでついつい買ってしまいました。

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こうやってじわじわとオーナメントが増えていくんだよなぁ。
なんか、三つ指をついてるように見えるのは私が日本人だからですかね?

本日は、ラストのラストである義実家のお犬様へのプレゼントを買いに、ふたつ隣の町にあるガーデンセンター内にあるペットショップまで足を伸ばしてみました。
ペット用のおもちゃ、洋服、なんか人間の私が普段食べているものよりも手の込んでそうなオーガニックなお食事などなどがたくさん並んでました。
ペットショップだから当然ペットをそのまま連れて入店できるんですけど、なんかレジ横が「我が子自慢コーナー」っぽくなってて、いろんな家族づれがごちゃごちゃと混ざり合ってたのが「密です!」って感じで。

とりあえず黒ラブ様へのプレゼントを決めようと、密を避けてまずはおもちゃコーナーへ行ってみたら

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猫用おもちゃコーナーに著作権案件を発見してしまいました…
頭てかてか冴えてピカピカの彼ですよね?これ。
丸描いてちょん、丸描いてちょん、お豆に根が出て植木鉢〜、ですよね?ね?
ネズミに耳を齧られる前の色味の彼だと、訴えたところで私の言ってることを理解してくれる人が周りに誰もいなかったのでとりあえず証拠写真
いやしかし、入荷担当の人もこれが猫だと認識して仕入れたんだろうか…色々お尋ねしたい衝動が…

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おもちゃはあんまり良さげなのがなかったので、話題性の方をとって、このバッファローのオヤツということで手を打ちました。
説明書きを読んでみると、普通の牛肉のジャーキーや豚肉のオヤツよりもヘルシーなんですって。
犬用だから試食とかないし、書かれていることを鵜呑みにするしかできないですけど…

で、これを買って早々に家に戻ってラッピングをして。
明日は義父母との昼食会なのでこれを含めたプレゼントを持っていくことになってます。
間に合ってよかったわぁ。

↓イギリス人にバレたら気絶するまで怒る人が出そう…↓

200年ぶり

17日の朝、起きたらニュースが大騒ぎしてました。

その内容ってのが、国会議員欠員による選挙が北ショープシャーで16日にあって、その結果が出たんですが、保守党が200年間安定して議席を確保していた地方にもかかわらずLib-Dem(自民党)に議席を奪われちゃった!というものです。

www.theguardian.com

ボリスが嫌われてるってのは、まあ、わかってたことなんですけど、そこよりも”200年間議席を確保していた”というところにしみじみしてしまいました。
200年前の日本って江戸末期?と思ってGoogle先生に聞いてみたら、伊能忠敬が日本測量したとか、将軍は家斉とか、そんな時代だったらしいです。
いや、見てきたわけじゃないからどんな時代だったかは想像の域を出ないですが。

イギリスはちょうどジョージ4世が戴冠式をしたのがその頃。
ジョージアン建築で名前が残ってて、ハリポタの隠れ家もジョージアン様式ですよね。
なおジョージ4世は放蕩が過ぎてえらいこと肥満で、最終的には白内障全盲になっちゃった、なんてのをさっきGoogle先生に教えてもらいました。
でもその頃にすでに白内障の手術を受けてるってのは、解体新書がどうたらこうたらとか言ってた日本と比べちゃったらかなり進んでますよねぇ。
腑分は御法度!って時代ですからしょうがないですけどね。

その昔、Life in The UKのテストを受ける際には「イギリスの王室の歴史なんか覚える気ないわ〜」なんて思ってたんですけど、こうやって連想ゲームというか、興味があることをとっかかりにして色々調べるのは面白いですね。
勉強じゃなくて遊びだからかもしれないですが、中学生の頃にそうやって楽しく覚える術を知ってたら鈴木先生にあんなに迷惑をかけることもなかったのになぁ、と、今更反省。

ってことで、選挙そのものはあまり興味がなかったのですが、そこから枝分かれした話題を色々学んだのでドヤ顔でご報告でした。

↓なんかいつも建物の話になるよね、私…↓

昭和のかおり

オットがアメリカの会社とオンライン会議をするってんで、ベッドルームから追い出された午後11時です。
ま、この時間はいつもネットで遊んでるから通常運転なんですけど、部屋に入れないという状況がなんか悔しいというか。
こんな時間に働いてくれてるんだから文句は言えないですけどね〜。
画面に映る上半身はちゃんとしたシャツを着てるけど下半身はパジャマなんだぜぇ、なんて暴露したりしないのにねぇ?

さて。
話がすっ飛びますが、以前上の子の学校で「闇市」が開催されていると触れたことがあります。

yome-2.hatenadiary.org

これを書いた時には、お菓子などの物々交換が主流で平和的なものだと理解していたのですが、今日のお迎えの帰り道で上の子が「あ。Sくんからこれもらったんだよ〜」と、コートのポケットから輪ゴムを取り出して見せてくれました。

私「なんで輪ゴム?」

上「This is a weapon(これは武器なの)S trades weapon at the black market(Sくんは闇市で武器を取り扱ってるんだよ)」

あらららら…
武器商人がいる闇市だったんですね…

私「It is extreamely dangerous if it hits someone's eye so please use it only as a rubber band(誰かの目に当たったりしたらすごく危ないから、それは輪ゴムとしてだけ使ってちょうだい)」

上「I know(わかってるよ)」

などとお説教をかましてみたものの、私が四年生の時の夏休みの工作は「割りばし輪ゴム鉄砲」でしたからね…
でも昭和の話ですから!って自分で言っといてちょっとだけ悲しい気持ちになるのは何故だろう…

2021年もあとちょっとで終了だし…

↓昭和の思い出の香りその①↓

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関係ないシリーズ。町で見かけた美人さん。

今日の発明。

先に言い訳しておきますが、ズボラとはいえ普通に掃除はしてるんです。
なんの言い訳かと言いますと、ほら、冬だからさ、あまり窓開けないじゃないですか。
寒いもん。
夏のように常に開けっぱなしってわけじゃないので、なんというかホコリが家の中で対流してる気がするんですよ。

実際、昼間リビングにいてたまに窓から日がさすと、壁にかけてあるテレビの表面にホコリがくっついてるのがものすごく目立つんです。
電化製品ですからね、ホコリを吸い寄せるわけですよ。
で、マイクロファイバーの布巾で気がついたら拭いてるわけですが、マイクロファイバーのくせにホコリの取り残しがあるんです。
地味にイラつく…

どうにかならんもんかと頭の隅っこで考えながらお風呂の掃除をしていて、ふと手に持っているものを見て天啓を得ました。
昔流行ったアクリルタワシってあるじゃないですか。
要はアクリルの毛糸でザクザク編んだだけのやつですが、あれを手に持っているスクイーザーに装着したら静電気効果&スクイーザー効果のダブルアタックでホコリの取り残しも無くなるのではないか、と。

思い立ったら即行動が私の良いところ(&悪いところ)。

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ちょっとだけ残ってる毛糸玉をザクザク目分量で編んで15分くらいで完成〜。
よっ!天才じゃん!
などと自画自賛しつつ早速テレビをそっと撫でてみたら、効果覿面ですよ、奥さん!
画面の消えてる状態でホコリが見当たらないだけじゃなくて、電源を入れてみても画像がなんかシャープなんですよ。

あんまり嬉しいからオットが休憩で降りてきた時にわざわざ引き止めて画面を見せてみました。
素直に「おぉ〜、なんかキレイじゃん!」と褒めてくれて有頂天で、家中のガラスや鏡をキレイにして、なんかものすごい達成感を味わいつつ子供たちのお迎えに。

戻ってきてうがい手洗いおやつだなんだとバタバタして、オットにコーヒーを淹れてデリバリーしてリビングに戻ってきたら…

オチは多分予想された通りかと。

下の子がテレビ画面に触ってガッツリ指紋つけてくれました…
ホコリは取れるけど指紋は乾拭きじゃ取れないんだなぁ。
とほほ。

↓こんな可愛いの、作るはじから子供が自室に持ってっちゃうよ…↓